印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

インドのコロナ監視追跡アプリ

2020-05-03 | インドレポート
中国のアプリほどではありませんが

インドにもコロナ監視追跡アプリがあります。
今のところ強制ではありませんが
公務員や会社員は登録することになっているようです。

個人情報保護の観点から
まだまだ敬遠されていますが
興味本位で
登録してみました。

アプリの意義は
ある人が陽性になった場合に
遡って過去に誰と接触があったかを
特定しやすくするためのものです。

なので私の場合は
例えばデリバリーの人が
後から陽性と判明したら
アプリに
「陽性者と接触がありました」と表示され
検査を受ける、や
(電話連絡があるのかも)
自己隔離するなど
(=外出していないか位置情報を監視される)
の対応が迅速に行えるというものです。

登録するにあたり、まず
位置情報の取得と
ブルートゥースへのアクセスの同意
名前、性別、年齢、職業などの属性
電話番号
健康状態の確認
基礎疾患の有無
非常時にボランティアできるかどうか

を登録し完了すると

リスクが算出、表示されます。
今のところ「安全マーク」


現在地から半径何キロ以内の
アプリ登録者数
コロナ陽性者数などが表示されます。

私の場合、
半径2キロ以内に陽性者が3名いるようです。
今のところ
コロナ患者の6人あたり1人しか
アプリの登録を行っていないということなので
もしかしたら18人くらい
いるのかもしれません。

お掃除さんはスマホじゃないので
全ての人をアプリで監視するのは
難しそうです。

インド全国、州ごとの
感染者数も確認できます。


デリーは4000人超。
前日比384人増


世界でも最も厳しい
外出禁止措置が行われているはずのインドで
毎日なぜ感染者がこんなに増えてるんだろう。。。

医療関係者の方々が
陽性になっているケースが増えてるとか
封鎖措置がされている地域などに行った
警察官なども陽性になってるらしい

あとは
先日の報道でもあった
地方からの出稼ぎの人が
帰省したくて集まったり

簡易宿泊施設に集まってるとか。

とにかくインドは
人口が多いだけに
密なんです。

もともと人との距離も近いので
順番待ちの列ができる場所には
地面に白い丸が描かれて
距離をあけるようにされたり

つばを吐きや
立ちションが禁止され

外出時のマスク(口を覆うものの)着用が
義務付けられ
処罰の対象になったりと

いい影響もあるなぁと
思います。

今日までだった
ロックダウンは
当然のことながら2週間延長。

部分的に緩和したり
より厳格化されたり

地域により対応が変わってきています。

デリーは
レッドゾーンなので
今までと変わらずの
ロックダウンです。

デリーのベッドタウンになっている
隣の州は州境を閉鎖し
デリーからの人の移動をストップ。
デリーへ通勤していた
医師や医療関係者は出勤不可
または出入りしないよう
デリーで宿泊手配するようにと
急に通達があり
州境が人で溢れていました😅

とにかく
気温と湿度が上がれば
ウィルスは不活性化する説は
あまり信じない方がいいかと思います。

デリーの最高気温は36-40度
湿度も上がってますからね。

皆様もお気をつけて。
コメント (2)
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