湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

生かすチカラ:2011祝島タイ・メバル・ナマコ・コイカ

2011-02-14 23:58:11 | 祝島:食

季節は静かにめぐり、ときは春。
瀬戸内海にうかぶ祝島(いわいしま)でも
しばしば鯛が御目見えするようになった。



こう見えて、この鯛さんはけっこう大きめ。
首都圏の魚屋やデパ地下では「数千円するかも」というレベルではなく、
市井では「ほとんど見ることさえない」高級料亭へ直行組に近そう。

それをいただいて嬉しさ一杯と同時に、
漁師さんの手にはキロ数百円しか入らないというから腑におちない。
複雑な思いも味わいつつ、その日の夕食に刺身でいただいた。



これぞ五臓六腑にしみわたる味わい。
一日の疲れがじわりとれていくようだ。

さらにメバルさんも到来。



拝顔すると、なんだか愛嬌がある。
「メバル」とは目が張ったように大きいからついた呼び名だろうか。
煮つけにしても刺身にしても美味。この日は刺身でいただいた。



おしえられ、皮は湯引きしていただく。
コリコリした食感も堪能できて満足感アップ。



これは、黒ナマコと青ナマコ。



薄切りにして、紅葉おろしと橙(だいだい)と醤油で食す。



背中に堅い骨のようなものを背負う小さな烏賊(いか)、
コイカもやってきた。



これは煮つけで。



いずれも、奇跡の海がはぐくんだ新鮮な海の幸。
それが、ヒトの世に生きるわたしの疲れを溶かして流しさり
心身ともに生かそうとしているような感覚を覚える。

祝島のパワーの源(みなもと)は、ここにもありそう。

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