北海道立近代美術館の隣に知事公館があります。
知事公館の敷地内に彫刻があります。
同じような彫刻が2体。
手前にあるのが、
サキモリ
流政之
2002年
奥にあるのが
サキモリ
流政之
2000年
近所の人の散歩道になっているのか、なかなか人が途切れず。
意心帰
1990~91年(平成2~3)
安田侃
1945(昭和20)生
北海道立近代美術館蔵
この上に子供が乗ったり、ジャンプして飛び降りたりしていて、写真を撮るのに
ずいぶん待たされた作品です。
ちなみに 意心帰 は、いしんき と読む。
残響
村橋久成胸像
村橋久成胸像「残響」
村橋久成(1942~1892)は鹿児島県(薩摩藩)の人。幕末にロンドン大学に留学
し、戊辰の役の箱館戦争では政府軍の軍監として活躍した。のち、開拓使に出仕
して勧業事業を担当し、麦酒醸造所(サッポロビールの前身)をはじめ、琴似屯田
兵村・七重勧業試験場・葡萄酒醸造所・製糸所・鶏卵孵化場・仮博物館・牧羊場
などを創設し、北海道産業の礎となる。1882年に職を辞して行脚放浪の身となり
神戸市街で没した。その業績は1982年刊行の田中和夫著「残響」で知られるところ
となり、翌年には中村晋也日本芸術院会員が胸像「残響」を制作。2004年2月に
期成会が発足し、多くの方の賛同を得てこの像の建立をみた。
2005年9月
村橋久成胸像「残響」札幌建立期成会
会長 木原直彦
残響
中村晋也
2005年
北海道知事公館
札幌市中央区北1条西16丁目