サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

滝川市 野外彫刻 その3 平和公園

2020-08-14 05:17:34 | 野外彫刻

滝川市役所の向かいに

平和公園があります。

入り口から鳩の彫刻が迎えてくれて、野外彫刻の期待が高まります。

入り口を入ってすぐとのところに彫刻あり。後ろの建物は滝川市役所です。

若き立像'88
1988
笹戸千津子

笹戸千津子は佐藤忠良のお弟子さんなので、作風が似ています。

若き立像は函館市役所にもいたけど、全国各地にいるんですね。

次に胸像を発見

勲四等旭日小綬章・藍綬褒章・滝川市名誉市民
神部俊郎先生之像

地元の名士ですね。

最後にステージに立つ立派な彫刻です。

祈りをささげる少年の像。

少年
佐藤忠良

建立の記 があって、ところどころかすれていて解読にとても苦労したけど
文字起こししたので記しておきます。

建立の記
昭和20年8月15日 ポツダム宣言の無条件受諾によって、第二次世界大戦にまで発展
した太平洋戦争が終結してから40年の歳月を経た
320万人余の犠牲と国土は破壊と焦土と化す悲惨な結末に我々は再び起こしてはならない
戦争への反省と人間の尊厳を基本とする民主主義に徹して自由と平和を守り世界の国々
との相互信頼と交易協調融和の歩みこそ国家再建へのとるべき道と確信した

以来復興と繁栄への道程 長く時に忍従と諦観の中にトタンの苦しみと流洋の努力を
続けた結果 今日では世界の脅威ともいわれる経済大国として福祉に満ちた国家へと
発展し 市政においても市民協調の中に幾多の変遷を経つつも中空知の中核都市として
の地歩を確立している。

我々はここに終戦40年を迎えるに当たり改めて犠牲となられた数多い霊に感謝の誠を
ささげ御冥福を祈り御遺族の労をねぎらい 今後一層強度滝川の発展を期するとともに
この自由と平和で福祉充実の中に繁栄する我が国を共に愛し 世界の国々と長く共存の
歩みを続けるため 市民有志の協力により少年の像を建立し「平和の礎」と命名して
不戦と平和の誓いを固くした
ここに集う市民各位がこの意を体して努力されんことを切望して建立の辞とする
 昭和60年 終戦記念日
  滝川市長 吉岡清栄

平和公園
滝川市明神町1丁目6番


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 滝川市 野外彫刻 その2 ... | トップ | 滝川市 マンホールカード »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野外彫刻」カテゴリの最新記事