洞爺湖町の月浦地区です。
二宮金次郎像を見つけました。
昔ここに小学校があったと思われます。
虻田町立月浦小中学校
月浦小学校は明治31年開校し、平成元年3月31日に閉校しました。
月浦中学校は昭和22年に開校し、同60年4月に洞爺湖温泉中学校に統合されました。
月浦小学校は、てっきり後ろに見える小学校に移築されたのかと思ったのですが、
後ろの小学校は洞爺湖温泉小学校で、もともとは有珠山の麓にありましたが、
度重なる噴火による被災で、保護者から安全な場所で子供たちを学習させたい
との要望があり、月浦地区に移転してきたとのことです。
二宮金次郎だけが残されたのですね。
さて、この二宮金次郎像は、由緒正しい像のようで、寄贈者と彫刻者の
名前が刻まれていました。
寄贈
小亀吉行
大平軍造
昭二七八月吉日
青森県 ?川町
彫刻 大湯清作
大湯清作は有限会社大湯石材店の2代目社長でした。
ちょうどいい感じに地図があったので、貼っておきます。現在地のところに
二宮金次郎像があります。
月浦小中学校から山に向かって行き、洞爺湖温泉小学校の山手に月浦集会場が
あります。
敷地内に彫刻があります。
月浦開拓百周年記念
夕月
虻田町長 岡村正吉書
子どもを抱える母の像
月浦開拓百周年記念事業協賛者一同
平成4年3月吉日建立
ブロンズ像 夕月 作者 米坂ヒデノリ
とうや湖ぐるっと彫刻公園のリストにはない像です。
月浦集会場
虻田郡洞爺湖町月浦44-40
月浦開拓百周年記念事業の記念碑もありました。
月浦小中学校の二宮金次郎像が青森県から来ていたので、この辺りは青森県の
方が開拓したのかと思いましたが、明治24年香川県の開拓者の人々によって始
まったとのことでした。
あと、二宮金次郎の背負っている薪の分量に笑いました。あちこちで見る像ですが、こんなに荷物の多い金次郎って、めずらしくないですか。
二宮金次郎は毎回撮らなくてもいいかなぁ・・と思いながら、歴史のある像に出会うと心がときめきます。