三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

うちの白血病の猫たち

2018-01-12 14:57:30 | クラウドファンディング
保護猫カフェ・はっぴーねこちゃん運営時代、カフェで暮らす猫の中に
白血病の猫がでて、飼育していた私はビックリ。血の気が引きました。
あーちゃん、おーちゃん兄弟。穏やかな性格、大きな身体、日本猫の代表みたいな子で
人気猫でした。白血病は感染力が強く隔離が必要と言われる病気で、あの時は本当に
真っ青になり、カフェはすぐに長期休業としました。だって飼育のプロがカフェで
白血病の猫を飼うなど有りえない。エイズは感染力が弱いと言われていますが、
白血病は感染力がとても強く、隔離が当たり前の病気と認識していたからです。
(今は少し考えが違います)

当時のブログはこちら→2015年5/19カフェ休業のお知らせ

あーちゃん、おーちゃんん兄弟。
2013年生まれ。7月4日にワクチン1回目の時に(体重1、4キロ。たぶん生後半年)
ウィルス検査で白血病陽性とでた。1ヶ月後、ワクチン2回目の時に再検査で陰性。
杉並の個人ボラさんが子猫で保護し飼育。その情報を信じてカフェで引き取ったのです。

あーちゃん。穏やかな猫。喧嘩しない威張らない良い子。
2015年5月に体調が悪くなり、ウィルス検査をしたところ白血病が陽性とでた。



おーちゃん。同じく大人しい性格で可愛い子です。
2013年の春生まれだから今年5歳になるんだね。おーちゃんは疑陽性。
何度、検査しても疑陽性。どうして完全な陽性にならないのだろうか。不思議。
今も元気で私のベッドで一緒に寝ています。この子達は譲渡しなくて本当に良かった。
私の運命を変える猫だったかもしれない。




困った顔のコマちゃん。カフェが一番忙しい時(たぶん2015年)、
高齢の餌やりさんに頼まれて保護。避妊手術の時に白血病陽性とでたので自宅で飼育。
1歳未満だったので発症も早いだろうし、死ぬのもきっと早いだろうと思い、
人慣れしていないのもあり、ケージ飼いをしていましたが死なない。元気なのです。
ケージは半年で出しました。昨年5月に再検査したところ、やはり陽性でした。
でも、ふっくらしてるし毛艶が良い。3歳は超えたかな。




2013年春に南田中で保護したチャッピー。全く人慣れしない家庭内野良猫。
私の保護猫の中で初めて白血病陽性とでた猫です。初めてだったので動揺しました。
かなり深刻になり、当時は金銭的に余裕があったので、飼育している猫の全て、
白血病のワクチンを接種しようとしたのですが、後で白血病のワクチン接種は癌になる
確率が高いと知り、途中でやめました。若い猫にだけワクチンをしました。
高齢の猫は感染しにくいと聞いたからです。
チャッピーもう5歳。最近、よだれがでているので検査が必要です。
これ、捕まえるの大変なのです。逃げ足早く何時も高い場所にいるのです。
でも捕まえる!




白血病を発症すると死んでしまいます。白血病は血液の癌です。
直接の死因は貧血が多い。これまで3匹の白血病の猫を看取りましたが、
3匹とも1歳未満で保護時は元気でした。
白血病は、具合が悪くなってから死ぬまでの期間が短い。
でも、うちの白血病陽性の猫はすべて3歳を超えています。
たぶん免疫力が高いのだと思います。でも免疫が弱った時には発症する。
死ぬの待つのか治療してやれるのか。猫の神様が私に去年の5月、「どうするのだ!」と
迫る出来事が起きたのございます。これから書いていきま〜す!続く。


猫白血病についてとても理解しやすいサイトがありました。
リンクさせていただきます。


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はっぴーねこちゃん今年の目標

2018-01-08 13:28:05 | 私の地域猫活動は終わり!
人の悪口を書いてはいけません。この前の餌やりさんの記事の時のように、
誰か死んだらどうするの。完全に罰が当たりました。絶対にしないと決めた、
猫の配食を毎晩やってます。気持ちをリセット!心が美しくなりますように。(無理か?)



昨日の記事は、福岡の保護猫カフェの方の苦労が分かり応援してみたかったのです。
猫の押し付けの話なんか、山ほど有りです!
「飼育費はだせない。引き取りできないのであれば安楽死。」とカフェの受付で、
言った外国の方もいました。外国の方の主張は強い。
「はいはい!猫、置いてってくださ〜い!」と言うしかないですよね。
機会があれば詳細を書いてみます。大人の文章でね。引き取った猫ももう死んでしまったので
書いてもいいかな。ノアちゃんだ。いい子でした。猫に罪はない!人間が悪いだけ。
今、まさにカフェを運営している方々には、自分が受けた辛い経験(納得いかない経験)を、
赤裸々には書けないですよね。私は二度と、保護カフェも譲渡会もしません。
譲渡活動は原点に戻ります。基本はネットでの募集ですが、近所の方への譲渡が希望なので
友人知人繋がりを使う活動となります。



今年の目標

1、譲渡活動の再開
HPを作成中です。譲渡に対して焦っていないので、ゆっくりしたペースで行う予定。

2、災害に備えての備品、消耗品を集める。
私のように保護猫を抱えてしまった個人ボラさんはとても多い。
複数の知人が飼育する猫の数、合計250匹。万が一大地震がきた時には、
どれだけのフードが必要でしょうか。私の場合、車の運転できないので、
宅配便が止まったらアウトです。多頭飼いの方々には(私も含めて)、
毎月の飼育費用に追われているのが現状なので、特別な備蓄は
できないと考えています。

ケージはカフェ時代のケージのほとんどを保管しています。
貸し出している物以外に、プラケージ、組み立てケージは約30台。
猫であれば50匹は保護できます。ケージに入れるトイレも保管。
あとはトイレ砂に変わるシートが必要。
保護猫用のフードで災害用のストックは、常時80キロ。
毎月120キロを消費する我が家では、完全な量とは言えません。
猫を抱えている個人の方々のためにも、どんどんと貯めていく予定。
それには皆様方のご協力が必要となります。それらもHPに書いていきます。

3、白血病の猫の治療薬を開発する(本業と繋がる活動)
現在、私が飼育する猫の中に白血病の猫が4匹います。
まだ発症していないため元気です。元気なうちに治療をしてあげたい。
詳細は予定が決まりましたら、お知らせします。

⚫️個人的な目標がひとつ。
新聞を毎日読むことにしました。ネットでのニュースは過激であったり、
嘘も多いような気がしています。どんどん流れてくる情報に疲れてしまう。
自分で記事を選び、活字を読むことにしました。長年のパソコン生活で
漢字が書けなくなっています。そのうち正確に読めなくなるような気がしています。
そうなったらボケますね。ボケ防止です。日本は大変な時代になりましたね。
100歳まで生きるかもしれない時代。心身プラス脳を鍛えないと
楽しく生きてはいけない。第二の人生のほうが真剣で必死です。頑張ります!




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飼えなくなった猫をどうするか

2018-01-07 12:42:27 | 動物愛護精神とは
猫の引き取りを押し付ける方々に言いたいことは一つ。
目の前にいる可哀想な猫を、なんとかしたい気持ちは分ります。猫が引き取りされれば、あなたは
それで問題は解決するでしょう。でも引き取りした私には、この猫が死ぬまでの費用と手間と、
看取った時の悲しみがあるのですよ。それに対する対価を可能な金額をお支払いください。


キジ白チーちゃん。推定年齢は20歳となりました。抱っこしているのは私の娘です。
2015年、16年は私にとってハードな年だったので、チーちゃんの保護を
頼まれたのがいつ頃で、引き取ったが何時なのか正確な日は定かではないのですが、
娘が言うには娘の家で暮らし始めたのは2016年の6月ではないかと。
その前、私の事務所でも生活していました。



その半年前くらいに、当時チーちゃん(18歳)と桜君とサビちゃん(6歳)の
貰い手探しを頼まれました。高齢の飼い主さんが病に倒れ、3匹を残してそのまま入院。
外国で暮らす娘さんご夫婦(ご主人はドイツの方)が急遽帰国され、猫の面倒をみていました。
知人を介しての私への相談で、かなり困っておられたので、貰い手探しに協力。
6歳の2匹は保護猫カフェに来られた方に決まりましたが、高齢猫のチーちゃんには、
貰い手はまずいないと思い、最終的には私が飼うしかないのかなと考えていました。
当時、保護猫カフェでの飼育には、月額1万円の飼育費をいただいていましたので、
その金額を伝えたところ、「お金がない」とのことでした。
お母様の預金を勝手に使うことができないのが理由です。
何かにつけて「お金がない」は、口にされていました。
お二人ともドイツ在住。ドイツは動物愛護先進国です。娘さんは自分達の愛護精神を
強調され、時には死んでしまった愛犬の話を泣きながらされていました。
愛護団体への寄付をしていることなども、何度も話されていました。
でも、うちの保護猫カフェへの寄付はありませんでした。
飼育費用を要求した私には飼育依頼はなく、チーちゃんの引き取りをしてくれる
ボランティア団体探しておられました。

「日本で猫を無料で引き取るとこなんかないです。無料の場合は怪しいですよ。
預ける場合は必ず下見してくださいよ。猫は届けてくださいよ。自分で飼育される環境を
確かめてくださいよ。」そうアドバイスしながら、どうなるか見守っていました。

お母様は施設に入所。娘さんご夫婦の帰国する日が近ずいてきました。
帰国前にお二人は旅行の予定をたてていたのです。
焦っている様子は見えていました。毎日、電話があるのです。
泣きながら、チーちゃんを手放す辛さを言うのです。私に。でもお金はないのです。
明後日が旅行の日という日に、結論がでました。
なんと!無料で引き取ってくれる団体があったとのこと!
明日、車で引きとりに来てくれる。下見もしない。時間がないから。旅行があるから。




私は怒りました。心の中で怒鳴りました。チーちゃん置いてドイツに帰れ!
でも大人なんでね、和かに言いました。「私が飼いますので、チーちゃんを置いていってください。
チーちゃんの最後を看てくれるボラさんを探しますから。」
そしてチーちゃんは娘のところへいきました。めでたしめでたし。でしょうか?
結局、私が無料で引き取りました。チーちゃんのために。何が悲しくて18まで長生きした猫を
怪しい団体に渡さないといけないのか。売られるかもしれないのですよ。動物愛護精神が
あるのかないんか意味がわからないです。その後、このごドイツご夫婦からの連絡はありません。
私がアホですね。また騙された?
でもチーちゃんは娘夫婦に大切にされ、最後の時間を過ごしています。
ここ3ケ月くらいで急に衰えてきました。もう長くはないのでしょう。
施設に入った飼い主さんが去年の秋に亡くなったことを、ご近所の方から
聞きました。高齢者が飼う動物の問題は、これからどんどん増えていくでしょう。
なんとかしないといけませんね。誰がなんとかするのやら。



福岡の保護猫カフェのブログ記事「大切なお知らせ」
を読み、今日のブログを書いてみる気になりました。
一番、気になった部分を抜粋させていただきます。押し付け方には色々あり!かな。

時期によって波はありますが、”引き取り”の電話は多い時期は毎日数件かかってきます。

「引っ越しで飼えなくなったので」「飼っていた兄弟や親が病気になったので、亡くなったので」

当店でお引き受けした猫たちも、上記理由が多いです。当店は無償での引き受けは一切しておらず、

その子の状態に合わせて今後の生活費をいただいています。ご飯代や医療費などを加味するので、数十万円になります。

なので、そのことをお伝えすると「お金とるの!?保護猫カフェのくせに!」と罵声を浴びせる人

「おたくが引き取らないなら殺すしかないな!」と脅してくる人など普通では考えられないような

身勝手で酷い言葉を吐き捨てる人たちも少なからずいます。



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嘘のような本当の話

2018-01-05 20:38:10 | 私事
私が書いた「2017年の総括・怒」の記事ですが、
なんだか読者数が多かったです。私のバカな部分がうけたかな?
きょう書くか書かないか迷いましたが書きます。
この困った餌やりさんは帰省する前の31日、1日と連続で猫への
配食にきました。留守をするぶん、大量に置き餌をされていき、
2日から、私が配食を引き継ぎました。久々の餌やり作業で、
猫の数をじっくり観察。新猫が増えていて、手術しないとマズいな〜と
思っていました。

そして3日、困った餌やりさんからメールがきました。

「主人が亡くなりました。帰れないので餌やりを継続してお願いします。」

言葉がありません。ご主人が亡くなったことで、彼女のこれからの
予定は大きく変わる思いますが。それはさておき。

死因を皆様に教えてあげたいのです。
お酒を飲んで風呂に入り、そのまま死亡とのこと。
お風呂で死ぬ話、これまで沢山沢山、聞いています。
お酒を飲む人はもちろん、飲まない人も注意してください。
特に高齢者の方は注意されてください。
私はここ数年、シャワーだけです。それは80歳をとうに超えた
猫友達の三味線の師匠(女性)から、すごく注意されたからです。

「福田さん。酒飲む人は湯船につかってはいけません。
沢山の知り合いが、風呂で死にました。
風呂に入るのなら銭湯。人がいる場所の風呂に入りなさい。」
そのアドバイスは有難くうけ、湯船につかることをやめました。
皆様も気をつけてください。私は絶対に裸で死にたくありません。




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はっぴーねこちゃんになった行き倒れ仔猫

2018-01-03 11:42:37 | 猫は可愛い!
今回の譲渡で一番の問題は、先住猫さんが13歳の一人っ子だったことです。
生後3ケ月くらいから飼われた男の子。性格は穏やかで、びびりでフレンドリー。
こいう子は自分は猫とは思っていません。そして人間の生活の中だけで育った子は賢い。
猫を見たことのない先住猫さんに、どれだけのストレスがかかるか。
以前、仔猫をすんなり受け入れた茶白男子の顔が浮かんだ。
保護したサビ仔猫も、おっとり系。いけるかもしれない。優しいオスはメスよりも仔猫を可愛がる。
トライアル前の家庭訪問で先住猫さんを見て、うまくいく確率は高いと感じました。

11月24日の保護「保護仔猫の値段は?」
12月7日正式譲渡「サビ猫ちゃんやっとワクチン1回目ができました」

そして今!やったね!二匹とも表情が落ち着いている。



あっ、おコタだ!温かいね!よかった。よかった。



車の下にうずくまっていた姿をみて、すぐ保護してくれた方に感謝です。
仔猫の生と死は紙一重。発見したらすぐ捕まえないと、すぐ消えてしまうから。



楓ちゃん、トライアル後も下痢を繰り返しました。一気食いをする。
何度もご飯を欲しがる。下痢とならないよう、量を調節するとゴミを漁る。
下痢が治ると異常な食欲となりフリースや布を大量に食べ、色々と心配させてくれました。
外猫が保護できる状態とは、行き倒れが多い。食べる物がないと猫、草木をも食べます。
当然ゴミも食べる。飢餓状態を経験した猫の食欲は異常となるのです。
「今、食べないとあの苦しさがくる。」

毎日、決まった時間にカリカリがでることが当たり前の飼い猫になるには時間がかかる。
それを理解していただいた新しい飼い主さんの努力で、楓ちゃんは健康になりました。
保護時は、虚弱体質で長生きできない子だと感じましたが、今は元気いっぱいで
部屋中を走り回っているそうです。良かった〜幸福そうな写真をいただくことが
活動の原動力となります。ありがとうございました。

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