最乗寺の客殿のお座敷です。
窓の外に見えるのは…。
紅葉したタムケヤマ(手向山)という楓(カエデ)です。
新緑の季節なのに紅い葉なんて、なんだか不思議な気持ちになりませんか?
この紅葉する現象は、新緑の時期にカエデ類などで起きるもので、春紅葉(はるもみじ)と言います。
どうやら、光合成が本格化するまでは葉緑素が十分ではないため、緑色が薄く、木が持つ元来の赤や黄色の色素が見えてしまうことによって、紅葉したように見えてしまうのだそうです。
秋の紅葉ならば、これから落葉してしまうところですが、春の紅葉は落ちずに新緑へと変わっていきます。
その様はどちらも美しく、楓特有の気高かさを感じることができます。
残念ながら裏庭にある木なので、通りすがりにご覧いただくことは適いませんが、客殿は法事以外にも、一般の方がご参加いただける【お経の会】や【初参式】などで使用しています。
ご覧になりたい方は、行事に参加していただくと見放題です(笑)
次の【お経の会】は5月14日(土)、午後2時から本堂にて開催いたしますので、皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。
ちなみに、昨日の夕飯もカレーでした…。
※ 追記
春紅葉の写真を更新しました。
2016年4月の光景です。
(http://blog.goo.ne.jp/saijoji/e/01452987b15151385f0ecad703faab8b)