よく晴れましたね
回復したので今日は原稿がんばります。ブログも。今日は今週発売の『人生~いのち~」のcdのことを。この曲は20年前にたかがい恵美子さんという看護しさんが、病気や障害に苦しむひとのためにつくった曲なの。ずっとかいたご本人も、その後町から離れたりして忘れておいでだつたのだけど、最近そのころ働いた擁護施設はもちろん、いろんなところに伝わって、歌い継がれていたって、わかつたんだつて。
それでまた、もう一度cdにしようよという話になつて、そのとき、たかがいさんが、知り合いの高塚一昌さんという
今回のプロデューサーに相談して、高塚さんは仲良しのクリヤ・マコトさんに相談したんだつて。その少し前に私がクリヤさんにcd 作りたい話と、それからなんで急に歌かっていうと、病気になってしまって手が動かなくなるかもしれないから、手が動かなくても出来る表現をみにつけたいんですって相談していたのね。そしたら、クリヤさんは勿論私の歌が下手なのもしってたんだけど、でもこの企画にぴったりだつておしてくれて。知り合いにヴォイストレーニングもさせるからつて高塚さんのことくどいてくれて。
高塚さんは最初まだ迷ってたみたい、最初のころ私の歌きいて「ちょっとやばいでしょ」みたいな話も当然あったんだつて、でも『未明が一生懸命だから賭けてみようか』つていってくれたみたいなの。なんか、それって信じられない。制作費がパーになったらたいへんなのに、それでも私にかけてくれたなんて。
だから私もがんばったの。うまくまではならなかったけど、私のそのときの精一杯。それをみんなが支えてくれて。声も綺麗にお化粧してくれて。だからcdの歌声は「えっ、わたしじゃないみたい』な感じにつくつてもらつたの。ぜひみんなにきいてほしいの。ほんとうに、やさしいひとたちが私のために、損を引き受けて作ってくれた作品だから。
千星さんという素晴らしく才能あるデザイナーさんが、困難に立ち向かう人を応援したいという思いをこめて、折鶴をモチーフにしようって言って素敵なジャケットデザインができあがって。写真なんて、シャネルやブルガリの作品とったりしている。本田さんという信じられないくらいすごいひとが、私なんかを素敵にとってくれたんですよ。そして私の声を、ストリングスや、世界的なピアニストのクリヤさんのサウンドが彩ってくれて。
こんなこと、もう二度とないんじゃないのってくらいの体験と出会いに支えられての作品がこうしてできあがりました。添付の写真は、録音のときにみんなで折鶴と一緒に撮った写真。この鶴も、みんなして思いをこめておったの。私も折ったんだよ。この夏は、この作品にだけささげました。私もクリヤさんも高塚さんもみんな。どうぞみなさん。この作品、きいてください。
そうそう、私のアイディアで、困難の中にいるときのみんなに送りたい曲つてことで、『星に願いを」も吹き込んでいただきました。超可愛いアレンジだからきいてみてね!!