今年は全国的に暖冬のようで、酒田でも未だに翌日まで残るような雪は降っていません
雪国に暮らす人間にとってはありがたいことなんですが、スキー場と除雪を請け負っている会社は困っているようです。
さて、そんな訳で今回は雪にまつわる文様の小皿を紹介しようと思います
「染付雪輪紅葉文皿」です。
柴コレに似たようなデザインの品が収蔵されており(図録番号2-227)、1660~80年代と記されています
雪輪文を三つ描き、このうち中央の雪輪文だけを「輪」の部分を太くして塗りつぶすことで変化をつけており
さらに残りの雪輪のうち一つを大きな雪輪と重ねることでバランスを取っているように思います。
雪輪の中には花文が散らしてあり、さらに雪輪の外側には紅葉文が描かれていますので、季節感という点では「?」という感じもします。
そこで「雪輪文」についてネットで調べてみたところ、下記のように解説してありました
「雪の結晶を文様化したもので、雪片の六角形の輪郭を円形に描いた線の文様で、季節感にとらわれず、夏の装いに涼しさを求めて使われることもある文様です」
だそうです。早い話が季節にとらわれない文様ということなんでしょうか。
裏面については量産品でならではの筆の早さが感じられますね。
雪国に暮らす人間にとってはありがたいことなんですが、スキー場と除雪を請け負っている会社は困っているようです。
さて、そんな訳で今回は雪にまつわる文様の小皿を紹介しようと思います
「染付雪輪紅葉文皿」です。
柴コレに似たようなデザインの品が収蔵されており(図録番号2-227)、1660~80年代と記されています
雪輪文を三つ描き、このうち中央の雪輪文だけを「輪」の部分を太くして塗りつぶすことで変化をつけており
さらに残りの雪輪のうち一つを大きな雪輪と重ねることでバランスを取っているように思います。
雪輪の中には花文が散らしてあり、さらに雪輪の外側には紅葉文が描かれていますので、季節感という点では「?」という感じもします。
そこで「雪輪文」についてネットで調べてみたところ、下記のように解説してありました
「雪の結晶を文様化したもので、雪片の六角形の輪郭を円形に描いた線の文様で、季節感にとらわれず、夏の装いに涼しさを求めて使われることもある文様です」
だそうです。早い話が季節にとらわれない文様ということなんでしょうか。
裏面については量産品でならではの筆の早さが感じられますね。