古伊万里に興味を持ってから20年以上が経ちますが、今回紹介する品は古伊万里収集の中で
大きな転換点となった品で、この品を入手しなければ古伊万里収集はとっくに止めていた思える品です。
「元禄長崎立ち枝垂れ桜茶碗」
口径が10.5cmほどの中期の色絵蓋付き茶碗です。
染錦手の茶碗で、薄く成形されており上品な絵付けで枝垂れ桜が描かれています
実の内側、さらに蓋の内側にも丁寧な絵付けで枝垂れ桜が絵付けされています
ヤフオクの落札品ですが、この品を出品していたのは神戸の有名業者さんで、あまり聞きなれない
「元禄長崎立ち」については、この業者さんの独自の表現だったのかも知れません。
ではなぜこの品がワタシの収集歴の中で大きな転換点となったかというと
この品を購入した当時(2004年)、taimei氏が運営する「古伊万里に魅せられて」というサイトがあり
ネットにおける古伊万里好きのサロンのような役割を果たしている人気のサイトでした。
この「古伊万里に魅せられて」の中に「こんな逸品いかがでしょうか」というコーナーがあり
このサイトに集う古伊万里愛好者が、サイト運営者のtaimei氏に自分の収集品の画像を送り
このコーナーで取り上げてもらい、サイトに集う人たちが掲示板で逸品に対するコメントを寄せるという趣旨のものでした。
当時、真贋はおろか時代による様式の違いさえ判らない素人同然だったワタシは、無謀にもこの「枝垂れ桜茶碗」をコーナーに投稿
taimei氏に取り上げてもらうこととなりました。
このコーナーで多くの古伊万里コレクターの皆様にコメントをいただき、これがきっかけとなり古伊万里に深入りすることになった訳です。
その後まもなくして、この伝説的なサイトはtaimei氏の事情により終了してしまいましたが
ネットにおける古伊万里というジャンルの偉大なる先達として、ずっと記憶されるべきサイトであったと思います。
大きな転換点となった品で、この品を入手しなければ古伊万里収集はとっくに止めていた思える品です。
「元禄長崎立ち枝垂れ桜茶碗」
口径が10.5cmほどの中期の色絵蓋付き茶碗です。
染錦手の茶碗で、薄く成形されており上品な絵付けで枝垂れ桜が描かれています
実の内側、さらに蓋の内側にも丁寧な絵付けで枝垂れ桜が絵付けされています
ヤフオクの落札品ですが、この品を出品していたのは神戸の有名業者さんで、あまり聞きなれない
「元禄長崎立ち」については、この業者さんの独自の表現だったのかも知れません。
ではなぜこの品がワタシの収集歴の中で大きな転換点となったかというと
この品を購入した当時(2004年)、taimei氏が運営する「古伊万里に魅せられて」というサイトがあり
ネットにおける古伊万里好きのサロンのような役割を果たしている人気のサイトでした。
この「古伊万里に魅せられて」の中に「こんな逸品いかがでしょうか」というコーナーがあり
このサイトに集う古伊万里愛好者が、サイト運営者のtaimei氏に自分の収集品の画像を送り
このコーナーで取り上げてもらい、サイトに集う人たちが掲示板で逸品に対するコメントを寄せるという趣旨のものでした。
当時、真贋はおろか時代による様式の違いさえ判らない素人同然だったワタシは、無謀にもこの「枝垂れ桜茶碗」をコーナーに投稿
taimei氏に取り上げてもらうこととなりました。
このコーナーで多くの古伊万里コレクターの皆様にコメントをいただき、これがきっかけとなり古伊万里に深入りすることになった訳です。
その後まもなくして、この伝説的なサイトはtaimei氏の事情により終了してしまいましたが
ネットにおける古伊万里というジャンルの偉大なる先達として、ずっと記憶されるべきサイトであったと思います。
華やかな気分にさせてくれますね(^-^;
太明庵の「こんな逸品いかがでしょうか」というコーナーは懐かしいですね。
私も、当時、ホームページを作って公表したまではよかったんですが、全く見てもらえず、がっかりしていたんですが、このコーナーにコメントを寄せるようになってから、私のホームページの存在も知ってもらえるようになり、アクセス数も増え、かつ、古伊万里愛好家との交流も始まったからです。
「元禄長崎立ち」という用語は、ヤフオクを通して、神戸の有名業者さんが使用していた用語でした。
私は、ヤフオクに参加していませんので、知りませんでした。
この用語をもじれば、この色絵蓋付き茶碗は、酒田の人さんを古伊万里の世界に深入りさせたわけですから、「平成酒田立ち」というところでしょうか。
すみません。訂正です(-_-;)
形、大きさからすると、御飯茶碗、奈良茶碗の類でしょうか?だとすると、とびきり上等な品ですね。
「長崎立ち」も気になります。輸出品?元禄のカップ&ソーサーの大振りの品かも知れませんね。
当時、この世界の多くの方々からコメントを頂いたことが、古伊万里収集のエネルギーになりました。あの頃はHPを15年も続けるとは思ってはいませんでしたが・・・。
それにしても「古伊万里に魅せられて」は偉大なHPでした。
蓋茶碗でも内側にびっしり文様が描かれた品は他にもあるようですが、やはり数は少ないように思われます。
「長崎立ち」の定義については、この品を扱っていた業者さんによると
「元禄あたりの色絵古伊万里で、柿右衛門に匹敵する出来栄えの国内向けの品」ということらしいですが
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q203946971
などは似たような様式であるように感じます。
物を集めると同志との交流は大きな励みになりますね。そうやって情報交換をして知識と経験を積んでコレクターが育つのでしょうね。
10客単位で作られていることは確かだと思いますが、バラにして売りに出されたんでしょうね~
思えばこの品によって多くの先輩コレクターさんと出会った訳ですから、ある意味ではウチの収集品の中で一番重要な品なのかも知れません。
「おついたち」ですね。
今月は、懐かしいお品でした。
あの頃の事を、まるで昨日の事のように思い出します。
自分もなんとコメントを入れたのか忘れていますが、今、拝見いたしますと、「裏に描かれた、表と一緒の模様が秀逸だということでしょうか。
あの頃は古伊万里高かったですね~
思えばあの時にミーコさんから、「最初に良い品を入手するとハマりますよ」というコメントをいただき、それが現実になったということのようです。
ついでながら、↓が今回初めて掲載した古伊万里です。
https://blog.goo.ne.jp/sakatanohito/e/27f0b275e63b80fc579bb1d40490d517
私も幾つか集めましたが、まだ欲しい。
お洒落も宝石もブランド品も、全然興味のないババですが、古伊万里だけはいけません。
病気の再発です。
尤も、「酒田の人」さんと同じで
「猪口」には手を出していません。