酒田も台風の影響で、昨日は最高気温が38度近くまで上がり、今日は雨が心配されましたが
さしたる雨も降らず、結局最高気温が32度という一日でした。
暑い日が続きますので、涼しげな古伊万里はないものかと思ったんですが
ま~、ウチの収集品にそんな気の利いた品はありませんので、とりあえず流水文の描かれた小鉢を引っ張り出しました。
名付けて「団龍に竜田川薄瑠璃小鉢」です
直径が四寸半サイズの輪花形の小鉢で、見込の団龍は中期の一般的な描き方ですが
この品の見所は見事な薄濃みで、縁に近い部分は濃い呉須、見込み部分は薄めの呉須が使われています。
いわゆる「薄瑠璃」といった感じの絵付けで、中期の品らしい完成度の高さを感じます。
団龍はこんな感じです
落款は普通の渦福ですが、裏面も普通の唐草でないところがいい感じです
見ての通り、縁の部分に何箇所かノミホツが見られますが、それゆえにウチへやって来た品でもあります。
こういった感じの品で、より上手な品だと「車輪福」とか「古人」といった落款の品がありますが
残念ながらいまだに入手できません。
さしたる雨も降らず、結局最高気温が32度という一日でした。
暑い日が続きますので、涼しげな古伊万里はないものかと思ったんですが
ま~、ウチの収集品にそんな気の利いた品はありませんので、とりあえず流水文の描かれた小鉢を引っ張り出しました。
名付けて「団龍に竜田川薄瑠璃小鉢」です
直径が四寸半サイズの輪花形の小鉢で、見込の団龍は中期の一般的な描き方ですが
この品の見所は見事な薄濃みで、縁に近い部分は濃い呉須、見込み部分は薄めの呉須が使われています。
いわゆる「薄瑠璃」といった感じの絵付けで、中期の品らしい完成度の高さを感じます。
団龍はこんな感じです
落款は普通の渦福ですが、裏面も普通の唐草でないところがいい感じです
見ての通り、縁の部分に何箇所かノミホツが見られますが、それゆえにウチへやって来た品でもあります。
こういった感じの品で、より上手な品だと「車輪福」とか「古人」といった落款の品がありますが
残念ながらいまだに入手できません。
ダミの使い方も効果的で良い品ですね。
躍動感があるなかにも、品を失わない桂品だと思います。
かなりの上手ですね。
裏面の文様も非凡で、ホント、なかなか良い感じですね(^-^;
団龍はよく見かけますが、この組み合わせは意外に少ないのかも知れません。
これを組み合わせて、さらに薄濃みを施したところにこの品の特徴があるのかも知れませんね~。
購入したのが10数年前ですが、その後見かけたことがありませんので、類品はありそうでないのかも知れません。
後で聞いたところによると、ミーコさんが入札しようと思っていたものの
終了時間を忘れて入札されず、結果的にウチへやって来たという裏事情があったようです。
ミーコさんとは別の品でも競合したことがあったようです。
(思えば懐かしい時代です)