遊佐町にある「にしん御殿」こと旧青山本邸の内部については、先月のブログで紹介しましたが、今回は展示物の一部を紹介したいと思います
何分にもワタシの専門外の品ばかりですので、詳細はわかりません。
まずは明治伊万里(?)と思われるニ尺サイズの大皿と、北海タモという銘木ですが、皿がおいてある台も気になりますね。
続いては錦手の鉢ですが、明治伊万里だとは思いますが、九谷の可能性もあるでしょうか
鼈甲のかんざし類
李白の詩が書かれた螺鈿の台(ガラスケース越しなのでうまく撮れない)
こちらも螺鈿の台ですが、後ろの方には金蒔絵のお道具が・・・
甲冑と刀剣
馬具と何かの装束(ワカラン・・・)
半纏と船箪笥
錦絵の張られた屏風
これはかなり珍しく凝った造りの「外枠・車付帳面箪笥」
戦前の「市民体操図解」
最期に、これは外に転がっていたガラスの浮き球、昔、骨董市で売られていたのを見た覚えがあります
これらの多くは青山留吉氏が収集したり実際に使用したもののようです
また、車箪笥など、流石、豪華な作りですね(^_^)
ガラスの浮き球は、今でも、骨董市などで見かけますね。私は、買ってきても邪魔になるかなと思い、いまだに買ったことがありませんが(~_~;)
ガラスケース内の螺鈿蒔絵は中国の品で、かなり良い物ですね。
外枠付の箪笥は初めて見ました。相当のお金が入っていたのでしょう(^.^)
絵が張ってあるのは、屏風ではなく衝立ですね。貼ってあるのは、源氏物語の各場面を描いた源氏絵です。大きな家の玄関を入ったところに置く物です。故玩館にもあるので、いずれアップします。
私としては、「市民体操図解」が面白かったです。
ガラスの浮き球、やはり全国的に骨董市で見かける品なんですね
とは言え、買ったら庭の隅に置き捨てられるのがオチかも知れません。
今回いくつか紹介した次第です。
螺鈿蒔絵は中国の品だったんですね、さすがです。
なんだか判らんので「屏風」にしてしまいましたが、確かによく見れば「衝立」ですね
「市民体操図解」ですが、こちらは展示品というよりは
母屋の方に何気なく張ってあった品です
ちょっと面白いかなと思い、撮影してきた次第です。