今日の酒田は最高気温が34度と、えらく暑い一日でしたが、せっかく天気が良いので、羽黒山まで足を延ばしてみました。
羽黒山の近くには「手向宿坊街」と呼ばれる宿坊が沢山集まった通りがあるんですが
今回は随神門から比較的近い場所にある宿坊だけ紹介したいと思います。
ここが羽黒山の入口でありまして、すぐの所に随神門があります
以前も紹介しましたが、随神門の前には杉の巨木「夫婦杉」があります
二本の杉の合体木のようにも見えますが・・・
入口の鳥居の前の通りを右へ行くと茅葺屋根が印象的な「神林勝金」があります
この佇まいは他にはない魅力なのは確かです
ここの斜め向かいには「いでは記念館」がありますが、今回はパスして反対方向へ戻ります
山門の一番近くにある宿坊「大江坊」です
大江坊の前の通りを北へ進んでいくと、通りの両側にいくつも宿坊があります
生田坊
三山大愛教会
延命院
大進坊
田村坊
三光院
大聖坊
桜林坊
この通りの端にある旅館「羽黒館」、この向かいには「多聞館」という旅館もあります
ここから先へ進むと大きな宿坊が何軒もありますが、それはいずれ紹介できればと思います。
(もう少し涼しくなったら・・・)
宿坊は、修験道で山に入る人たちが泊まる宿でしょうか。
これだけの宿坊があるということは、今も相当数の人が修行に訪れるのでしょうか。
こんなに沢山の宿坊があるのですか!
それらが成り立っているということは、全国から多くの修験者が集まってくるのでしょうね。
もっとも、一般の人でもこれらの宿坊には泊まれるのでしょうか、、、?
これだけの宿坊が存在することを思うと、全国から訪れているのかも知れません。
ウチの親類で神職をしていた人も、羽黒山で何年かに一度、修行に入っておりました。
宿坊の中には檀家のみ受け入れるところと、一般の宿泊もOKのところがあるようです。
大きな宿坊だと150人を超える人数が宿泊可能ですから、一般人はもちろん
外国人観光客も受け入れているようです。
規模の大きな宿坊は今回紹介した場所から少し離れた場所にありますので
いずれ紹介したいと思います。
これまた随分趣きのある街並みですね!
雰囲気がとても良いです(^^)
茅葺きの屋根も昔はよく見ましたが最近はもう見なくなってきました。時代ですね。。。
こういう所も時代の波にのまれず頑張って残ってもらいたいですね(^^)
羽黒山をはじめとする出羽三山がただの山ではないことを感じます。
茅葺屋根の家はワタシが子供のことは近所にもありましたが
さすがに今ではほとんど見かけなくなりました。
遊佐町に気になっている茅葺屋根の家があるので
そのうち行ってみようと思っています。