今日の酒田は最高気温が22度ほどで、日差しも強くなかったので、先週から計画していた
「日本一の大柳」を見に出掛けました。
日本一の大柳は先日紹介した「幻想の森」と同じく戸沢村にあるんですが、「幻想の森」は最上川の西側にあるのに対し
「日本一の大柳」は最上川の東側(距離的にもそこそこ離れている)にあります。
鮭川の土手の下にある田圃の端の方に立っています
大柳の左の方にある建物は「金打坊地区簡易給水施設」です
大柳の近くへ行ってみました
北西の方向へ向かって傾いたいますが、幹の太さは柳とは思えません
案内板がありました
幹回り7.7mというのは杉やケヤキだとしても結構な巨木です
旧環境庁の巨樹巨木調査で日本一と認められたことから「日本一の大柳」と命名されたようです
幹の下の方の部分ですが、さすがに老木であることが判ります
こんな感じで支えられています
傾いているところが絵になります
葉は結構茂っており、まだまだ生命力を残していることが伺えます
ここには↓のような碑も立っており、案内板が設置してありました
案内板ですが、判るような判らないような・・・
この柳の周りは田植えをしたばかりの水田です
今日は天気が良かったですが暑すぎず丁度良い気候でしたね(^^)
この木はとても柳にはみえないような形ですね!
これだけの幹の太さや変形をみると400年も納得です。
樹齢400年だとしたら初期伊万里でしょうか?笑
でも、国指定の樹木にされなかったのは、樹齢がはっきりしないからでしょうか、、、?
外観から見ると、普通、「柳」は枝が長く垂れているのですが、これでは、そのように見えませんね。でも、「柳」なのですね。
とても柳には見えません。
川の土手近くにあるのですね。
昔は、柳の辺りが土手だったかも知れませんね。
たぶん、土地改修が何度も行われたでしょうが、よく伐採されずに残ったものだと思います。
村人が大切にしてきたのでしょう。
なんと、熊が出没したという情報があったので断念した次第です。
ワタシも実際に見に行くまで普通のヤナギを想像していたんですが
どうやらヤナギといってもそこらにある普通のヤナギではなかったようです。
一般的なヤナギはシダレヤナギと言うようです。
(川のそばにあって幽霊が出るヤツです)
これに対しシロヤナギは北海道・本州北部に分布しているようです。
ヤナギの仲間で日本一の巨木というのが実際のところかも知れません。
このヤナギが生えているあたりは、土手よりかなり低いことを思うと
河川の氾濫という歴史の中で土手の嵩上げが行われたのかも知れません。
調べたところ、確かにヤナギの仲間では日本一の巨木のようです。