Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

TV

2006-07-09 10:32:22 | テレビ番組
私はあまりテレビを見ないのですが、最近2本ドラマを見ました。
ひとつは単発もので「探偵学園Q」。中学1年生が主役で、それをあの「妖怪大戦争」の子がやるというので、ちょっと気になったので、子どもと見ました。お子様向けだけど、まあ、面白かった。「天才テレビくん」が好きな子どもも喜んで見ていました。終わり方が、なんとなく、続編が出来そうな感じなので、是非、連続ものでやってほしいなぁ。人が死ぬ?!と思ったら、トリックだったりして、安心して見れます。が、あのトリック、、、一晩であんなに大きなコンクリートが固まるとは思えないんですけど、、、、。笑。
もうひとつは昨日から始まった「マイボス。マイヒーロー。」長瀬君、またやくざ?!笑。しかし、笑える。下らなすぎて。もう、単純におかしい。ガハハなオバカドラマです。でも、こういうの、好きです。子どもと一緒に見るにはいい。しっかし、岩城滉一、年取ったねぇ、、、。本当にジー様。ちょっと悲しい、、、。こういうガハハ系連続ドラマは、我が家の場合、見ることになるのです。。。「タイガー&ドラゴン」「喰いタン」。。。あ?ジャニーズドラマというくくり方もある?KATUNのマルコメ君も出てますから。必ず二人ずつでるのかな?笑。(「喰いタン」で水谷豊風役回りをうまく演じていて好感持った森田剛くん、V6だったと後で友人に教えられた!)我が家は圧倒的にTOKIOファン♪SMAPは嫌いなのですが、TOKIOは好き。笑。


ドイツは3位

2006-07-09 09:34:41 | サッカーワールドカップ
今朝のドイツ-ポルトガル戦。ひとりで5時に起きて後半から見ました。(子どもはこういう地味目な試合では起きないのである)よかった。前半は0-0で、後半になってから動いたから。私の予想の中で、唯一ベスト4に残ったドイツの行方が心配だったのですが、きっちり3-1で勝って3位。地元サポーターも嬉しかったでしょう。私も、前回のWカップのドイツ守護神、オリバー・カーンの勇姿をもう一度見れて、嬉しかった。38歳ですって!中田は28歳で引退するのにねぇ。しかも、見事なセーブを見せてくれました。特に、FKでの無回転シュートを止めた一瞬は、見事!ポルトガルは、あまり印象がなかったのですが、後半20分でフィーゴが出てきて、ああ、この人のチームであったか!と。この方も32歳?というベテランなのですが、やはり若手がいくら活躍していても、ああいうベテランが出てくるとチームが落ち着いて、きちっと1点をアシストするというのは、見ていて気持ちがいいですね!どのチームにも、一人とは言わず、そういう「主役」がいて、きっちりいいところを見せてくれたので、今回のWカップは楽しかった。明日も早起きして見るよ!


最近見た映画

2006-07-09 09:27:53 | 映画
TsutayaDiscusで借りた4本。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000EHRAAM&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「キングコング」こ、これは、、、。インディ・ジョーンズ+ジュラシック・パーク+エイリアンのような、、、。なんでもアリのてんこ盛り。究極のハリウッド娯楽作、としてみれば、それなりに面白いけど、ちょっと、何がいいたいんだかわかんなくなちゃってて、ゲップがでそうな感じを受けました。私は。子どもは純粋に面白がっていました。私的に星3つかな?
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005HPJC&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「やかまし村のこどもたち」星5つ!テレビで途中から見て、子どもがはまったので、借りました。子どもは今本の方も1冊目を読み終えて2冊目の途中。3冊のシリーズの中から、主に夏休みの出来事をピックアップして構成している映画。素晴らしい。こどもにも、いたずらっ子たちの活躍が本当に楽しいみたいで、ケラケラ笑って見ていました。こんな風に子ども時代を過ごせたら、本当に素敵。スウェーデンの自然が、人々の営みが、たまらなく美しい。こどもも、なんと!「パイレーツ・オブ・カリビアンより好き」というので、是非購入したいのですが、枚数がでないから?高い、、、。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005HPJD&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「やかまし村の春夏秋冬」星5つ!やかまし村シリーズの続き。今度は秋から冬、春までのエピソード。厳しい北欧の自然の中で、自然を尊ぶ行事があって、子どもたちがいきいきと四季をすごしている。前作同様、素晴らしい!本もいいけど、映画も、見事にリンドグレーンの世界を映像化している!いたずら小僧オッレに、自分を投影して見ているのかな?子どもも嬉しそうに見ていました。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000ALVY4K&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
「長靴下のピッピの冒険物語」星4つ。こちらはミュージカル。「やかまし村」シリーズの圧倒的な自然描写に比べて、こちらはスタジオ的な感じがちょっと鼻につくのは、製作がアメリカとイギリスだからか?まあ、ストーリー自体が、やかまし村やロッタちゃんがたんたんと子どもの日常を描いた作品なのに対して、ピッピは破天荒な空想冒険物語だから、そうなるのは仕方ないのかもしれないけれど。どちらかというと「チキチキバンバン」に似た世界。子どもはそれなりに楽しんでいたけど。意外と、「チキチキバンバン」「オズの魔法使い」などの古いミュージカルも、彼は好きなのです。笑。


最近読んだ本

2006-07-09 08:08:06 | 本と雑誌
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4101448256&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「波のむこうのかくれ島」椎名誠。離島に行きたい。「岳物語」を読んだせいなのか。シュノーケリングがおもしろくなってきたせいなのか。なぜだが最近離島に行きたい。夏休みに伊豆七島に行こうかと思ったのだが、東京都といえども、2泊3日で行くにはちと遠い。というわけで断念。しかたなく?この本を買って読んでみた。トカラ列島の「宝島」(なんというネーミング!名前を聞いただけで、子どもでなくても行きたくなる!)、小笠原諸島、対馬島、硫黄島・竹島、沖縄のふたつの水納島、北海道の天売島を、シーナさんが写真家の垂水さんらと訪れ、島を堪能する紀行文集。ああ、こんな職業、なんてうらやましい。。。ふんだんに挿入されたカラー写真の、美しい青い海。行った気になって、極楽。でも現実はじめじめした都会の梅雨という地獄。。。「竹島」という文字に、今話題の???と思ったが、島根県の竹島ではなく、鹿児島県の竹島で、写真を見る限り、本当に竹だらけの島です。そのまんまなネーミング。硫黄島は、NHKの野鳥の特集かなんかでやるようなので、そちらも見てみたい。断崖絶壁の、火山島。鳥と言えば天売島。オロロン鳥というのが、ウミツバメという、ペンギンの!仲間だったとは、知りませんでした。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4122040639&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「流れる星は生きている」藤原てい。戦中戦後の、満州からの引き上げの話。藤原正彦氏の本を読んでいて出てきて、なんだか読みたくなったので購入。すごい。。。戦争って、敵と味方の戦いだけではなく、日本人同士も、生存をかけて戦って生き抜いてきたのだということが。その修羅場で、女手一人で、5歳、3歳、0歳の子どもを連れて、日本までの1年間の旅。極寒の北朝鮮での冬越し。ぎりぎりの状況で、仲間同士が疑心暗鬼になり、だましだまされ、デマに翻弄され、その人の本性を露にして行く様子が、恐ろしい。敵であるはずのソ連兵、北朝鮮の人々の方が、逆に優しかったり、、、。子どもたちは「ホタルの墓」とまるっきり同じように、おなかがふくれ、できものができ、下痢と嘔吐を繰り返して衰弱する「栄養失調」になっていき、本当に一刻を争う状態での引き上げ。どんな小説や映画よりも、圧倒的なリアリティーで人間とは何なんだ?生きるって何なんだ?と突きつけられるような感じ。しかし、そんなすごい惨状を描いていても、気分が悪くならず、なんと時にはクスリと笑ってしまうような場面もあって救われるのは、藤原ていという人が、人間として、かなり器が大きく、性格的に素敵な人だから。私を含め、戦争のなんたるかを全く知らない人々に、読み継がれるべき作品だと思った。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4106021234&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「星野道夫と見た風景」星野道夫・星野直子。野田トモスケ氏の本を読んでいたら、度々アラスカに在住の写真家としてこの人の名前が上がってきた。クマの写真をたくさんとって、そしてクマに襲われて亡くなった写真家。その星野道夫が、39歳の時に22歳の直子さんと出会って結婚し、5年後、2歳の息子を残して事故死するまでの軌跡を、直子さんのエッセイ、本人のエッセイ、本人の写真、で綴っている。友人に「ナオコはクマを許す事ができたのか?」と問われて「クマを許せないと思ったことはない」という直子さん。。。それは、短くても、濃密な、二人のアラスカ生活があったからこその言葉なのだろうな。。。本当に、優しい目線の、美しい写真の数々と、その大自然の中で謙虚に生きる二人、それをとりまく友人たち。悲しい実話なのに、涙は出てこない。むしろすっーと心が洗われるような、そんなフォトエッセイ。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4167672030&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「空中庭園」角田光代。カヤックの先生が、角田光代がお好きらしい。「対岸の彼女」を読んだが、私はイマイチ感情移入できなくて、消化不良な感じだったのだが、映画にもなったという「空中庭園」はどうだろう?と思い、図書館で借りた。石田衣良が解説で「空中庭園」が絶望だとすると「対岸の彼女」は希望、と書いている。「空中庭園」とは、郊外の(おそらく多摩ニュータウン)「ダンチ」の9階のベランダのことである。そこに住むごく普通の4人家族。何事も包み隠さず、というモットーの家族4人は、それぞれ秘密を持ち、さらにそれをとりまく、祖母と愛人も秘密を持っていて、そして表面上は明るく楽しい一家を演じている。。。そしてその舞台は、住まいであるニュータウンのダンチと、大型ショッピングセンターである「ディスカバリーセンター」、ラブホテル「野猿」。そこから見えるジッパーのような、白地に赤いラインの電車(おそらく京王線)。モノレールもでてくる。ご近所な感じのロケーション。そして、それは私の住む「ダンチ」と、駅前の「モリタウン」とにも似ている。「対岸の彼女」にも母と娘の葛藤があったが、今回の祖母と母の葛藤。娘の思い込みなど、「対岸の彼女」よりも、はるかに共感する部分が多い。「家族」だからこそ、言えない「秘密」。「家族」って何なんだ?独身のミーナには「学芸会」と映る。夫は優柔不断で軽率なダメ男、と言うことになっているけれど、私には高校生の娘と、母親の方が、考えているようで考えていない、わかっていない人に見えたのだが?まあ、結局は、全員が、自分の中に秘密を持っていて、それを守るのに必死で、周りの人のことは表面的にしか理解できていない訳だが。でも、家族って、そんな感じ。わかっているようで、わからない。そこのところに、一番共感した。というわけで、「対岸の彼女」よりも私はこちらが面白かったけど、涙はでません。共感はあるけど、感動はない。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=sakitablog-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4480687114&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「世にも美しい数学入門」藤原正彦・小川洋子。数学者藤原正彦と作家小川洋子の対談集。「数学は文化であり、美しいもの」という数学者が、いろいろな数学トピックを解説しながら、数学の美しさ、美の求道者である有名な数学者たちについて語っている。雑学集として、面白い。「数学は実用にすぐ役立たないから素晴らしい」らしい。建築(工学)のように、実用の学は、数学に比べるとその点で学問としての格が下になっちゃうらしい。ところで、「1から10までの合計は?」と聞かれた3年生の藤原少年は、5×9+10=55と答えたらしい。これが私にはわからない。普通は「(1+9)+(2+8)+(3+7)+(4+6)+5+10=55」(これはガウスの方法というらしい)。これならわかる。なんで5×9なんだ???ああ、3年生以下か。情けない。。。次は「博士の愛した数式」を読みたくなった。