Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

なつかしいけど

2010-06-23 16:43:10 | 本と雑誌
横道世之介 横道世之介
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2009-09-16

横道世之介 吉田修一
新聞の書評で吉田修一がすごく褒められていて、「さよなら渓谷」「東京湾景」を読んでイマイチだったのだが、世の中がそんなに評価してるんだから今度こそ面白いかも、、、と借りてみた。が、やっぱりどうも私には吉田修一のよさがわからないや。。。
さよなら渓谷や東京湾景に比べると明るくて、(でも最後は切ないんだけど)読みやすいし、まさに、私が大学生だった頃の時代が描かれていて、なつかしいなあ、という感じはするけど。
同じ、大学1年生で地方から出て来て下宿して、という「アヒルと鴨のコインロッカー」を読んだすぐ後だからかもしれないけど、伊坂幸太郎に比べて、押しが弱いというか、結局何がいいたいんだか、、、。
新聞連載だったからかもしれないけど、最初のスローペースに比べて最後のあわただしくも尻切れな感じも、なんだかなあ。。。
どうしてこんなに人気があるのかしら?


いろんなガラクタがつっこまれた超レアお宝箱

2010-06-23 16:25:08 | 本と雑誌
蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア) 蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2010-01-27

蝦蟇倉市事件1 伊坂幸太郎、大山誠一郎、伯方雪日、福田栄一、道尾秀介
架空の蝦蟇倉市という不可能犯罪が極端に多く発生する(笑)海辺の郊外都市を舞台にした、5人の作家によるミステリアンソロジー。
互いの小説をちゃんと事前に読んで、打合せもしているのか、登場人物も共通していたり。しかもどれもみな軽くて笑えるミステリ。
この5人の中で今までに読んだことがあるのは伊坂幸太郎だけだったけど、道尾秀介と福田栄一という作家の本を読んでみたいな、と思った。大山誠一郎は正統派?というか古典派?みたい。伯方雪日という人は格闘技ミステリという新ジャンルらしい。文体はコミカルで面白いけど、格闘技に興味ないからなあ。。。
蝦蟇倉市事件2というのがあるらしく、こちらは秋 月 涼介 , 北 山 猛邦 , 米 澤 穂信 , 村 崎 友, 越 谷 オサム, 桜 坂 洋 というメンバー。誰も知らない。。。けど借りてみようかな?

蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア) 蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2010-02-24

なんと!!またもびっくりさせられる

2010-06-23 16:13:12 | 本と雑誌
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2006-12-21

アヒルと鴨のコインロッカー  伊坂幸太郎
伊坂幸太郎にはいつもやられる。映画になってるようだが、アレを、映画で、どうやって表現するのだ???小説でしかできないことではないのか?そう言えば、昔読んだ海外のミステリでも同じ手を使われたことがある気がする。。。
ネタバレなのであまり詳しくはかけないのが残念なのだが。。。
それにしても、やっぱり面白い。しかも、椎名のおばさんは横浜で喫茶店を経営していてダンナの名前は響野という。ん???そして仙台のバッティングセンターでは異様に野球のうまい小学生が黙々と練習している。んん???どこへつながっていくのだ?笑。伊坂ファンなら思わずニンマリ、デスネ。


出版はどうなる?

2010-06-23 15:55:22 | 本と雑誌
さいえんす? (角川文庫) さいえんす? (角川文庫)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2005-12

さいえんす? 東野圭吾
「ダイヤモンドLOOP」「本の旅人」という雑誌に連載されていたエッセイを集めたもの。ブックオフで105円だったので、電車の中でさらっと読むのにいいかな?と購入。いろいろな分野のことについて軽いタッチで書かれているのだが、その中で気になったは「著作物をつぶすのは誰か」「本は誰が作っているのか」の2つ。
面白い本が世の中に出るには、出版社が作家に投資しないとならない。それには売れている作家の稼ぎが出版社に入らないとできない。しかし、今はブックオフを初めとする古本屋が幅を利かせていて、新刊を正規の価格で買う人が減っている。古本がいくら流通したところで出版社は潤わない。すると作家が育たない。文化がすたれてしまう。。。というのだ。普段正規価格で書籍を買わず、古本か図書館ばかり使っている身としては耳が痛い。
この本が出たのは5年前。今年はiPadが出て、電子出版が話題になった。
音楽の世界では一足先に電子化が進んでいるのだが、そのせいで海賊版も出回り、音楽業界は頭を悩ませているという。
出版にしても、紙媒体であれば、本を1冊まるまるコピーして、、、とするよりは買った方が安いので、誰もコピーしようという人はいないだろうけど、データになっていたら簡単にコピーが流通するのではないだろうか?するとますます出版社や作家は困ってしまい、新たな創作ができなくなる。。。
安く、あるいは無料で本を読む生活を「賢い」と思わないで欲しい、という著者の叫びに、耳を傾けるべきか。。。
でも一消費者としては、、、ねえ?特に年間50冊以上本を読む人が二人いる我が家では、全てを正規価格で購入していたら、1冊1500円としても15万円??月1万円以上。。。文化に投資すべきでしょうか???