前の家の時は、11月頃から障子の張り替えをしていました。
毎年張り替えをしなくてもいいのに、使命感のような気持ちでしていました。
私が貼っていた障子紙は、一枚の大きな紙ではなく、
25㎝幅の巻き紙を障子の巾に切りそろえて
一枚一枚下から貼っていくものでした。
夜の内に切り終えて、巻き紙の癖を取るために
座布団の下において置きました。
翌日は16枚の障子を外して、外で水洗いして、
最後の16枚を洗い終える頃には、最初に洗った障子が乾いてくるので、
乾いた順に下からハケでのりをペタペタしながら貼って行きました。
夕方になると日が陰り、貼りずらくなるので時間との勝負でした。
仕上がりは上手く貼れず、そんな時は霧吹きを掛けると、
紙が縮むので、少しはピーンと張れました。
建て替えをして3度目のお正月が来ますが、
新しい家の障子はまだ張り替えていません。
午後は主人は脚立に登り照明器具の掃除を始めたので、手伝をしました。
部屋が少しは明るくなったような気がします。
メジロは4羽で遊びに来ていました。
なんとも愛嬌のある顔をしています。