今回の大震災って、日本中の人が、
それぞれに、いろぉ~んなことを考えたと思う。
あちこちで募金活動が始まり、自分も何かをしなければ…と、
義援金や支援金、救援物資なんかを、寄付した人は沢山いる。
Mもその中の1人だし…
街をあるいていると、アチコチで募金活動をしている。
Mは、3月は特定の団体に寄付し、4月は買い物や飲食の時、
義援金の箱がレジの横にあると、おつりを自分の小銭入れに入れず、
全部そのまま箱に入れていたので、街頭の募金箱は素通りすることになる。
しかし……とても気が引ける。
あっちでも、こっちでも…と、募金活動に対応していると
完璧に義援金貧乏になってしまう……それは困る。
国民は被災地に対して、
とても地味だけど、自分なりにできることはやってきている。
でも、復興のための大きな予算を組んだり、
被災地の全ての現状を詳しく知ることは、イチ国民の力では何もできない。
今、何をおいても、やらなければならないことは山積みのはず。
それなのに、国会議員は自分たちのことで手一杯になってる。
いいのか?? それで?
国会議員は、被災地が今どうなってるか、全てを掌握していてゴタゴタやってんの?
…そして、被災地といえば…
被災してる人の中にも、やっぱり人間だから色んな人がいて、
何とか生活のために働こうと必死で頑張る人と
そうでない人が……いるんだよね。
この、そうでない人…っていうのがやっかい。
被災地の話をイロイロ聞くと、
それこそ「なんだかなぁ…」って思えるようなことが出てくる。
こんなヤツのために、国民は一生懸命応援してるわけ?? っていう人もいて、
それでも平等に支援されちゃうんだよね。
なんだかなぁ……
その、なんだかなぁ…って思われる人に渡るお金がある一方で
その土地の人間じゃない人(例えばMの息子みたいな人)が、
ここが復興するまで、皆と協力して頑張ろう! って思いつつ、
1人で避難生活をつづけて、ず~っと不便な思いをしながら頑張っているのに、
当たり前だけど、義援金はビタ一文もあたらない人もいる。
こういう時だからこそ、頑張ってる人にはそれなりに
頑張る気のサラサラない人にもそれなりの対応を…とは思うけど、
地元の被災者なら仕方がない。
ただ、地元だからこそ、よそ者より頑張ってもらいたい。
自分らの力で復興しようって気にならないとダメじゃん!
まぁ、まぁ…
そんな「どうでもいい困った人間」ばかりではないので、
これからも、なんとか支援していきたいと思っている。
東北が復興するのは、地元の力があってこその話。
Mテキには、その地元の力に協力するんであって、
地元を差し置いて、よそ者が勝手にやる話じゃないと思ってる。
ヤル気のない…というか、国の援助や誰かからの支援ばかり
当てにして、口を開けて待ってる人も中にはいる。
動けるのに動かない人がいるとしたら、すごくさみしいことだ。
実際、知りたくない事実がたくさんあって、
ちょっとテンションが下がっていたMであった…
国会議員もひどいけど、
被災して、自分の身に起こったコトなのに他人事に考えてる人も、
…本当に
なんだかなぁ……ってカンジの今日この頃。