歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

作庭デイズ

2011年06月07日 | 徒然 -tzure-zure-
今週は、作庭の日々です。





都内の西の方。

某アパートの、草ボーボーだった空き地を、ガーデナイズ中です。





昨日は まず、
雑草を除草。そして、整地。

根っこが残るとまた出て来てしまうので、
全部は無理でも、なるべく根っこまで、手づから抜き去っていきます。

今はちょうど、春雑草と夏雑草の境目のシーズンで、
雑草も 概して、小さい時期。
なので、
そんなに手ごわいことはなく、
思ったよりスムーズに済みました。


雑草、というか、

ハハコグサ、スズメノカタビラ、オオアレチノギク、ニワゼキショウ、コニシキソウなど。

いずれもまだ、小さい状態のもの。

タネツケバナかナズナの立ち枯れ果てたのとかも、あります。
諸行無常なり。


その中でも、
ニワゼキショウだけは あまりにも可愛らしくピンクの花が咲いていたので、
救出。
植えなおしてやりました。

花の時期は もうすぐ終わってしまうけど。
ちっちゃな球の果実も可愛らしい。



一方、
ヤブガラシとか、スギナとか。

根っこが地中でものすごい拡がってしまう、たちの悪い厄介な雑草たち。
彼らには、恩赦も無し。





今日は、植え込み。

アパートの住民の窓に面する庭なので、
鬱蒼としてしまってはあれなので、背の高い樹木ものはほとんど使わず、
ハーブや宿根草が中心です。

だから、

小さいけれど、量が必要で、
結構、
時間がかかりました。



隣には、広い農園。

レンタル農園みたいになっているようです。
今日は農業教室みたいなのが開かれていて、人が集まっていました。


早速、数名のおばさんが、様子を見に。

「あら、ハーブね。ハーブばっかりね。」

タイムやローズマリーなど、使える・食べられる・収穫できるものたちを
まじまじチェックしていきます。

「これ収穫してもいいの?」
と訊ねるので、

「えー、少なくとも1年間は、ダメです!」と答えておきました。



おばさんったら。





今日は ずっと白い曇り空で、
吹き抜ける風もあって、
助かりました。


夏の容赦ない直射日光の下では、

ポットの苗も、もちろん人も、ぐったりしてしまいます。

屋外土いじり作業には、雨も降らない曇り空ぐらいが、ちょうど良い。







庭の敷地は 大きなL形をしているのですが、
レンタル農園とは別の、もう一方の隣:Lの長手方向の隣は、

クリ畑です。

(つまり、接している周りは全て畑。このアパートの敷地も、元々畑だったところ。)


栗の木立が、庭にまでかぶさらんばかりに、立ち並んでいます。


うっすら、香っています。


白いねこじゃらしの穂のようになる、栗の花。

でも まだ咲き切っていないので、糸の様な状態。


それでも

微妙な香りが、漂っています。



栗の花といえば、

「栗花落」と書いて

「ついり」と読む。

ついりとは、=梅雨入り のこと。


このブログでも確か、かーなり最初のほうで書いたと思いますが、

普通は、栗の花が落ちる時分が梅雨入り時だ と、

この素敵な言葉は 教えてくれています。


だから、
ふと、思ったのです。

実はまだ、梅雨入り、してないんじゃないか、、???って。


今年は 例年に無く早い梅雨入りでした(台風1号の影響だったか)

、、、ということですが。
それにしては あんまり降らなかったり、してる。。(気がする。。)。

だから、

あの時の梅雨入り宣言を 若干いぶかしんでいる、今日この頃です。









ところで、

先日から、我が家でネットが使えない状況になっているので、
ブログの更新も困難になっています。

この前、頑張ってケータイのメール投稿に勤しんでみましたが、

時間かかるわ、
眠くて朦朧としてるわで、

「歌庭風になんとなく書いてみた中学生の作文みたいな日記」みたいな書き方になってしまったりした
回がございまして、
大変申し訳ナッシングです。うっすら自己嫌悪です。




今回は、
仕事終わりに、会社のパソコンで、こつこつ。







今回の写真は 本文と一切関係ないんです。
近影です。






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