小野小町の伝説のある大慈寺
所在地は栃木県岩舟町小野寺。
この周辺に小野小町が住んでいたという。
もう、小野小町は熊本・宮崎から、岡山・京都・滋賀・福井・福島・秋田・山形と、ほとんど各都道府県すべてに 出生伝説やお墓伝説がある状態。
どうして、こんなに伝説が広まったのだろう。
女流文化人という存在が、よほど強烈だったのだろうか?
小町の「小」は年若の意味で、「町」は宮廷につかえる 女官という意味であるとか。
もう一つ、ここ大慈寺は、栃木県最古の寺。
円仁が修行したところでも有名。
円仁は慈覚大師。のちの第三代天台座主。 しかも第四代天台座主安慧も大慈寺で修行していたという。
最澄が、関東での布教を開始した時、この大慈寺を東日本全域の拠点を考えていたらしい。
イメージとしては、偏差値75の文系大学の頂点というところか。
寺領はかなり広くて、うしろのお山に奥の院があるほど。
ここで登ってしまうと始業時間に帰れなくなってしまうので 次回のテーマに。
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