「寝起きの〇〇にゃあ、まとまる話もまとまらねえ」。とか、とかく人は、寝起きは血の巡りが悪く反応が鈍いものだが、我が家の猫(ポンコちゃんのこと)の、寝起きハイには困ったものである。
ドッドッドッと、本当に漫画の吹き出しのような音を立てて、家中を意味もなく、縦横無尽に走り回るのだ。集合住宅であれば階下から苦情が来ることは必須。サンショさんからすると、何か悪い物でも喰ったのか。くらいの勢いなのだ。
そして鳴く、鳴いて鳴いて鳴かずに鳴いて〜。命を振り絞るかのような大音量。
サ「ポンコちゃん、ひとつ提案があるのだが」。
ポ「何にゃ」。
サ「朝まで寝ようぜ」。
ポ「んー。でも、ポンちゃん、おしる寝しているから大丈夫」。
サ「いやいや、オメーのことを心配しているのではなくてさ、サンショ迷惑なのだよ」。
ポ「ポンちゃん、お腹空いた」。
サ「話が通じないのだ」。
「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
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