「ああ、またあの子ね」。

　角猫の悪戯が加速してどうしようもないので、サンショさんは困り果てています。今だって、悪戯ではないのですが、机の上で伸びきっているので、マウスの遊びが少なく、すぐにキーボードに手を出すのですが、これは悪戯ではないので、叱るわけにもいかず、隅っこで、それはそれは小さなスペースで作業しているのです。
　家中の入っては欲しくない所、登っては欲しくない所に入り込むので、サンショさんは、隅々まで掃除しました。埃まみれの猫が布団に潜り込んだりするのは嫌なのでね。
　まあ、それはそうと、昨日は禁断を犯しました。なんと、仏壇の中で遊んでいるのです。これは一度叱ったことがあり、それ以降は仏壇に近付くことはなかったので、安心していたのですが、忘れていました。猫が鳥頭だってなこと。
　流石に本気で叱ったサンショさん。これには角猫も感じるところがあったようで、大人くし、猛省している様子でした。
　ポンコとミイケさんは、「ああ、またあの子ね」。といった顔で、遠巻きにしていました。そのほかにも、家の何処かで何かが落ちる音や、崩れる音がすると、ポンコとミイケさんは、「ああ、またあの子ね」といった顔付き。猫も呆れた顔をするものです。
　そして「ああ、またあの子ね」は、当然ながら正解。大正解。サンショさんは、「ああ、またあの子ね」の後始末に奔走するのです。
　

「とちニャン」さんより
　2019年の夏、保護した白猫「はんぺん太」が2020年7月8日、わずか1歳4ヶ月で致死率100%と言われているFIP（猫伝染性腹膜炎）の確定診断を受けました。まだ国内未承認の新薬を投与する治療に望みを託し、7月10日より投薬治療を開始しました。どうか、はんぺん太に皆様のお力をお貸しください！

詳しくは、下記アドレスの項をお読みください。

https://camp-fire.jp/projects/view/307128

　皆さまの善意のご協力をよろしくお願い申し上げます。　サンショ

「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
　https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html