ウロウロするポンコちゃん

　昨晩、サンショさんは、寝室ではない部屋で眠ることにした。ただ、何となくなのだが。そこで、優しいサンショさんは、自分の寝具の横に、ポンコちゃんの猫ベッドも設置。ポンコちゃんを呼んだ。
　ポ「寝る、寝る、早く、早く」。
　ポンコちゃんは、寝室へと誘う。
　サ「今晩はここで眠るのだよ。ささっ、ポンコちゃんは自分のベッドに入って」。
　ポンコちゃん、何事かとテンションが高まり、あちこちをウロウロ。何を調べているのやら。因みのこの部屋は、昼間は平気で出入りしている。
　調べ終わったのか、サンショさんの敷き布団のど真ん中に匍匐（ほふく）姿勢で寝そべった。
　ポ「ポンちゃん、ここにする」。
　サ「（ふざけるなー）じゃあ、サンショさんは、どこで眠るのかなー」。←猫なで声
　
　ポンコちゃんをグイグイ押しながら寝具に侵入。ほかに幾らでも空いているスペースはあるにも関わらず、せっまい所で押し合うサンショさんとポンコちゃんであった。

　朝起きたら、ポンコちゃんは、いつもの椅子で爆睡しておった。↑トップ写真

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