この睨め付けには、訳があるのです。それは、このところすっかりワガママ猫と化したポンコちゃん。ご飯にもうるさくなりましてねえ、気に入らん物だと、拒否。食べたい物が出てくるまで、騒ぎ立てる始末なので、こりゃあいかんと、「食べられない物は出していませんよ」。と、サンショさんも引かない結果、こうしてハンスト&睨め付けを始めたのです。
この視線が突き刺さるが、サンショさんも引かない。
思い出しましたよ、ポンコちゃんの保護時のことをね。母猫と兄弟たちがトラップでバンバン捕まったにも関わらず、生後2箇月くらいにも関わらず、縁の下に隠れて微動だにしなかったポンコちゃん。流石に飲まず喰わずでは腹も減るだろうと、夜中にはトラップを引っ込めて、フードと水を置いていたのだが、それすらも口にしなかった(意思が強いのか、頑固者なのか)。
翌日の夕方まで、微動だにしなかったポンコちゃん。あんなチビがひとり(一匹)ぼっちで空腹に耐え、一夜を過ごしたかと思うと、こちらもいても立ってもおられず、翌日もまたトラップを仕掛けるが、これまた微動だにしなかったのです。
そこで、強硬手段に出てねえ、こちらが潜って引っ張り出そう。と、潜りかけると飛び出して、文字通りの猪突猛進。二人体制で追い詰め、偶然が重なって無事保護できたって次第なのです。
そんな腹の据わったポンコちゃんの睨め付けは、サンショさんの胸を抉りますが、この睨め付けに効果がないと分かると、サンショさんが不在中にボソボソ食べてはいるので、ひと安心なのです。
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