立っているサンショは使え。

　サ「サンショさんは疲れています」。
　ポ「そりは大変です。休んでください」。
　サ「そうしたいのだが、サンショさんが動く度に、要望する輩がおって、負担なのです。おちおちトイレにも入っちゃいられないのです」。
　ポ「迷惑な話ですね」。
　サ「解ってくれますか」。
　ポ「どしてそんなんにサンショさんを扱き使うのですか？　何をさせるのですか？」。
　サ「やれ、トイレ掃除しろ。それも一回ごとにだ。やれご飯。それもとんでもない時間にだ。やれ遊べ。やれゴシゴシ（ブラッシング）。日に何度もだ」。
　ポ「…トイレは清潔な方が良いし、お腹が減ったらご飯食べたいし、遊ばないとストレスが溜まるし、ゴシゴシは身だしなみだし…」。
　サ「ポンちゃんはサンショさんが可哀想とは思わないの？」。
　ポ「ポンちゃん、そのやからって人の気持ちが分かるです」。
　サ「でしょうね」。

「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
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