私、昔から語学が(特に英語が)どうにも苦手だったものですから、大学を出て社会人に成ったばかりの頃にこのままではまずいと思って、
朝会社に着いてから始業時間になるまでの間に(会社に着いてから始業のチャイムが鳴るまでのほんのわずか3~5分の時間だけだったですが、、)
英語の短い1センテンスを毎日1文、自分なりに日本語に訳して書いてみる。
ということを、毎朝のその数分にやっていたんです。
それを、新入社員だった頃に確か1年近くは毎日続けていたでしょうか。
その甲斐もあってか、今では仕事や私用も含めて海外に行った際に、まぁ、英語圏で英語ぺらぺらな人達ばかりの国ではちょっと無理感ありありなのは仕方がないとしても、
空港やホテルやビジネス上の商談などなど、現地の人でそんなにネイティブ過ぎる人のいないアジア圏の国々であれば、殆ど困ることない程度には英語でのコミュニケーションが取れるほどにはなってはいます。(あくまで自称です。^^)
先日も、新宿から富士山へ向かう高速バスの中でたまたま隣同士になったプログラマーだという台湾人と、「ミーツーだ」と言って意気投合して話弾みまして、富士山へ着くまでの約1時間半、二人でずっと話し続けてしまいました。(もち英語で、です。^^)
その前にも、ジャカルタから来たというインドネシア人の女性と隣席になったので、彼女が「とにかく日本はコールドだ」と言って、お国の気候の話など色々してくれたんですが(まぁ、インドネシアから真冬の日本にやって来たら、そりゃ寒いでしょうね・・)、
私も調子に乗って、「Do You know デヴィ夫人?」と聞いてみましたら、それはまったく通じなかったみたいです。(汗)
きっと、デヴィ夫人(元インドネシア大統領の)が、インドネシアで有名でないわけではなくて、たぶん私が「夫人」を訳せずに、そのまま日本語で言ったのがいけなかったからだと思います。(笑)
その質問でそれ以後すっかり会話が途切れ、それから富士山に着くまでの間、ずっと沈黙の気まずい時間を過ごすこととなってしまいました。。。
初対面のみずしらずの外国人観光客に、「おもてなし」のつもりで冗談を言うというのはやめておいた方がよさそうです。以後気を付けます。
2016/01/31付 増刊号より