第2サムエル記1:11-12
『すると、ダビデは自分の衣をつかんで裂いた。そこにいた家来たちもみな、そのようにした。
彼らは、サウルのため、その子ヨナタンのため、また、主の民のため、イスラエルの家のためにいたみ悲しんで泣き、夕方まで断食した。彼らが剣に倒れたからである。』
ダビデが長い間、過酷な日々を送ったのは、ダビデのいのちを狙って3千人もの精鋭兵士を連れて探し回ったサウル王が原因でした。
何度かサウル王を殺すチャンスもありましたが、ダビデは自分の手で殺すことはせず、神の手にすべてを任せました。
神はダビデのいのちを守って下さいました。
しかしサウルは、戦いに出て負けてそこで死にました。
本来ならば自分のいのちを狙った者が死ぬと不安と恐れから解放されて喜ぶはずですが、ダビデには一切そのような思いはなく、反対にまるで愛する人が死んだかのように嘆き悲みました。
ここにダビデの人柄が現れます。
彼は人の不幸を喜ぶ者ではなく、悲しむ者であり、愛があふれる人でした。
サウルに対する復讐心も憎しみも恨みもまったくありませんでした。
立派な信仰の人でした。
【祈り】
主よ。主の心にかなう者と言われたダビデの態度はやはり違いますね。本物の愛を見せてくれました。私にもこのような愛が与えられますように。
【聖句をノートに書きましょう】
-信仰の人・ダビデ-
- 第1サムエル17:34-37
- ヘブル11:32-33
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