隠れた所で見ておられる方

 

マタイの福音書6:6

『あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。‌』

 

街の中にはどこにでも監視カメラが設置されてあります。

 

‌防犯カメラとも言われて、犯罪を防止する目的もありますが、実際はそれで犯罪が少なくなるよりは犯罪が起きた時に犯人を捜すのに役立つことが多いですね。

 

‌都市人口千人あたりの台数に換算して世界の監視カメラ台数を調べると、1-10位以内に中国が8都市も含まれてあります。

‌ロンドンが6位、米国のアトランタが10位です。

 

‌一位は中国の重慶市で千人当たり168台もあります。

 

‌何かの目的があって設置したと思いますが、圧倒的に中国に多いのは何となく分かる気がします。

 

‌神様の目は全世界を見ています。

 

‌人々の目にその姿は見えませんが、24時間見ています。

 

‌見ておられることは嬉しい反面、怖いことでもあります。

‌その方の前では何も隠すことが出来ないからです。

 

‌また良いことは、誰よりも自分のことを知っておられるので相談しやすいです。

 

‌幼い子が母親のお墓に来ました。

 

‌その子は目をあげて誰かと話し始めました。

‌笑ったり、手を動かして何かを抱きしめる行動もしました。

 

‌パパは「誰と話しているのか」と聞きました。

 

‌その子はママだと言いました。

‌嬉しそうな顔で言っていました。

 

‌ある人の目には見えるものが、ある人の目には見えないです。

 

‌自分の目に見えなくても神様の目にはあなたが見えます。

 

‌その神様に祈ることは無駄なことではないです。

 

‌【祈り】

神様は永遠から永遠に存在し、いつも私たちを見守っておられるので心強いです。

 

 

《 ３分バイブルボイス  》

【ディボーション】自分の愚かさによって生活を滅ぼす：箴言19章3節

 

自分の目から梁を取り除く

 

マタイの福音書7:5

『偽善者よ。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうすれば、はっきり見えて、兄弟の目からも、ちりを取り除くことができます。‌』

 

歯医者や時計修理をする人たちが仕事する様子を見ると、特殊なメガネをかける時があります。

 

‌拡大して細かい所もよく見えるようにする顕微鏡のようなものです。

‌それで見ると小さなものも大きく見えます。

 

‌仕事用では必要なものですが、人を見る時にはそのようなメガネは要らないです。

 

‌人は自分を見る時には望遠鏡みたいなもので見ますが、他人を見る時には顕微鏡のようなメガネで拡大して見る傾向があります。

 

‌人の過ちと失敗には拡大して見て騒ぐのに、自分のことは望遠鏡を使って小さくして詳しく見ようとしない傾向があります。

 

‌主はそんなやり方をする人に対して偽善者だと言われました。

 

‌人を見る時も自分を見る時も実状を正しく見るために真理の眼鏡で見ることです。

 

‌

【祈り】

自分の目に真理の眼鏡をかけてください。

 

 

《 ３分バイブルボイス  》

【舌・言葉】くちびるの実：マルコの福音書11章

 

主の前に重荷を下ろす

 

マタイの福音書11:28

『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。‌』

 

体の病気も大変辛いことですが、精神的な悩み、仕事、育児や家事、経済的な混乱、人間関係の苦痛も私たちを疲れさせ、落ち込ませ、気力も意欲も失くしていきます。

‌

人生に疲れを感じる理由は様々です。

 

‌直ぐに疲れを感じる人の特徴も色々ありますが、人に頼ることが苦手で一人で抱え込む人は疲れやすいし、重荷を一人で背負ってしまいます。

 

‌困った時に誰でも気軽に人に頼るわけではないです。

 

‌人に頼るのも相当な勇気が必要です。

‌断られることへの不安があるので頼りにくいです。

 

‌私が日本で色々な悩みを抱えた時に周りに頼れる人もいなかったし、ことばも通じなかったから話すことも出来ませんでした。

 

‌その時、私は自ら神様を求めました。

‌「神様ならば助けて下さる」となぜか思いました。

 

‌そして一番苦しかった時に神様に出会い、助け出されました。

 

‌それからずっと神様は私の最高の理解者、相談相手、そして助けて下さる方になりました。

 

‌いつでも神様には気軽に頼ることが出来ます。

‌重荷を下ろすことが出来ます。

 

‌疲れた私をいつも癒して下さるのも神様です。

 

‌すばらしい神様に感謝をささげます。

 

‌【祈り】

主の優しい招きによって重荷を下ろしながら生活出来ることを感謝します。

 

 

《 ３分バイブルボイス  》

【ディボーション】心を合わせ、志をひとつに：ピリピ2章2-3節

 

最高の愛

 

マタイの福音書5:44

『しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。‌』

 

愛の主・イエス様がまず愛の模範を見せて下さいました。

‌神の愛は究極な愛です。

 

‌私たちが神の敵であった時に、私たちを愛してご自分の命を捨てて下さいました。

‌誰でもできることではないです。

 

‌その愛によって救われた者に、主は「敵を愛しなさい」と言われました。

‌受けた愛を流さないといけないです。

 

‌簡単に出来ることではないですが、主の命令ですので、拒むことは出来ないです。

 

‌赦されたならば赦し、愛されたならば愛することです。

 

‌勝利の秘訣は主がなさったように自分もすることです。

 

‌頭であれこれ考えるならば、主の命令に従うことが難しいですが、愛の心で主のことばに従うことです。

‌

ルカの福音書6:35-36

『ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。

あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。‌』

 

【祈り】

私に愛の賜物を与えて下さい。‌主のことばに従いたいです。

 

 

《 ３分バイブルボイス  》

【感謝】主のみこころを知る：第1テサロニケ5章

 

心のきよい者が神を見る

 

マタイの福音書5:8

『心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るから。‌』

 

きよいということは聖潔、そして純粋と言う意味があります。

 

‌そして道徳的にも清潔であることが含まれてあります。

 

‌旧約時代に神様の前に出るためには、きよめの儀式が必要でした。

‌体や手を洗う儀式もありました。

 

‌汚れたものに触れて自分を汚してもならなかったです。

‌体を清めて神の前に出ました。

‌

イエス様が来られてからは違う形になりました。

 

‌心をきよめるために罪を悔い改めるように言われました。

 

‌また神に近づくように言われました。

 

‌ヤコブ4:8

『神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心の人たち。心を清くしなさい。‌』

 

神に近づいて二心を捨てることです。

 

‌この世を愛する心を捨てて神様だけを愛することです。

 

‌神に近づくことは神様だけを求めることです。

‌主はその心をきよい心と見て下さいます。

 

‌心のきよい者が神を見ます。

‌

もちろん直接主を見るのではなく、主の臨在を感じることが出来ます。

‌

【祈り】

主よ。‌私の心をきよめて下さい。‌主が流した尊い血で洗い清めて下さい。

 

 

《 ３分バイブルボイス  》

【光】光を放つ者ですか？：創世記1章