すべての支配と権威のかしら

 

コロサイ2:10

『そしてあなたがたは、キリストにあって、満ち満ちているのです。キリストはすべての支配と権威のかしらです。‌』

 

十字架にかかったキリストを見て、人々はあざけりました。

 

‌特に神を一番よく知っていると思っている祭司長たち、律法学者たち、長老たちは『他人は救ったが、自分は救えない。‌彼はイスラエルの王だ。

‌今、十字架から降りてもらおう。‌そうすれば信じよう。‌』と言いました。

 

‌彼らがキリストを十字架につけた人間でした。

 

‌彼らは自分たちが盲目で悟りのない者であることを知りませんでした。

 

‌キリストを悪魔のかしらと思う とんでもない者たちでした。

 

‌キリストの本当の姿を彼らは一度も知りませんでした。

 

‌キリストは主の主、王の王、すべての支配と権威のかしらであり、自分たちをさばく方であることを全く知りませんでした。

 

‌ですから自分を救う主を殺した とんでもない者でした。

 

‌自分たちの勘違いで彼らは救いを得ることが出来ませんでした。

 

‌

【祈り】

主を知らないのにまるで知っているかのように嘲る者たちが悔い改めますように。

‌

【トリニダード・トバゴ】

中央アメリカにある国です。

‌1532年スペインの植民地になり、スペインの植民支配に抵抗した原住民は、スペインの武力と伝染病で滅亡されました。

‌スペインはサトウキビ農場経営のためにアフリカから奴隷を連れて来ました。

 

‌奴隷制度が廃止された後に多くの黒人は他の地域に移住したので、その後にインド人や中国人が入って来ました。

‌ですから今はインド系と、インド系と黒人の混血が多いです。

 

‌言語は英語です。‌色々な宗教があります。

‌痛み苦しみがあるこの国が癒されますように。

‌様々な宗教がありますが、真の神様に出会いますように。

 

《 ３分バイブルボイス  》

【不義】霊的無知による行動：詩篇14編

 

感謝の心を持つ人になりなさい

 

コロサイ3:15

『キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。‌』

 

詩人ゲーテが言いました。

‌『感謝を知らない人間は役に立たない人間だ。‌』

 

ドストエフスキーは

『人間は感謝を知らない二本脚の動物だ。‌』

 

感謝を忘れた人間が多いことは確かです。

 

‌イエス様が10人のらい病の人を癒した時も、感謝しに戻って来た人はひとりだけでした。

‌

『10人癒されたのではないか。‌9人はどこにいるのか？』と聞きました。

 

‌感謝の心を持っている人はひとりだけでした。

 

‌良くしてもらったのに、それを当たり前と思う人は感謝を知らない人です。

 

‌世の中に当たり前はないです。

‌自分以外の人から良くしてもらったならば感謝するのが当然です。

 

‌親に対しても感謝すべきです。

 

‌すべての人間は神様から多くの恵みを受けているので、それを感謝するのが当然です。

 

‌感謝の心を持つならば、どんなことに対しても自然に感謝が出てきます。

 

‌

【祈り】

私によくして下さった神様と支えてくれたすべての人に感謝します。

‌

【オマーン】

オマーン王国はアラビア半島に位置する国で、山岳地帯の国です。

‌サウジアラビアの下にあります。

 

‌絶対君主制で政党は許されていないですが、個人の自由と政治的安定は保障されてあります。

 

‌イスラム教が国の宗教で、石油による富と高い教育水準、そして外部に対しても開放が進んでいるので、霊的にも変化が起こると信じます。

 

‌彼らが霊的に目覚めるように祈ります。

 

《 ３分バイブルボイス  》

【悪魔・サタン】攻撃が執拗なサタン：第1ペテロ5章

心に着けたい衣

 

コロサイ3:12-14

『それゆえ、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者として、あなたがたは深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。

互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。

そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。‌』

 

体に着る衣服も季節によって変わります。

‌服を着ず裸で歩くならば、公然わいせつ罪で逮捕されます。

 

‌心にも着る衣があります。

‌それがないと恥をかきます。

 

‌人々は他人に心を見られることを嫌がり恐れます。

‌心が汚く、隠し事も多いからです。

 

‌しかし恥じることがないならば、心を見せることを恐れないです。

 

‌心に着るブランド物があります。

‌深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容、赦し、愛の衣です。

 

‌【祈り】

私がいつも愛の衣を着て、人を愛し、赦しの衣を着て人を赦し、神の子どもらしく生きることが出来ますように。

 

‌【アルバニア】

貧困から抜けるために海を渡ってイギリスに行くアルバニア移民者が、人身売買や犯罪に利用されることが多いです。

‌移民者を食い物にする悪人たちに対する厳しい処罰が実行されますように。

‌その国の経済が安定しますように。

‌神のあわれみと恵みによって救いが与えられますように。

 

《 ３分バイブルボイス  》

【ディボーション】イエス・キリストの名によって感謝：エペソ5章19-20節

むさぼりは偶像崇拝

 

コロサイ3:5

『ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。‌』

 

サタンや悪霊、形あるものを拝むことだけが偶像崇拝ではないです。

 

‌主が特に偶像礼拝だと強調したのが、むさぼりです。

 

‌肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢など世にあるものを神よりも愛するならば、それが偶像崇拝になります。

 

‌肉の欲を誘惑するものが至るところにあるので貪欲も出て来ます。

‌それを避けることは難しいです。

 

‌もし自分の中にあるむさぼりを捨てないならば、いつでも誘惑され、むさぼりという偶像崇拝をする生活をします。

 

‌神と富に望みをおいて生きようとする者も多いですが、神はどちらか一つだけ選びなさいと言われました。

 

‌むさぼりがある限り、神だけを選ぶことは出来ないです。

‌むさぼりを殺す時に、神を選ぶことが出来ます。

‌

【関連聖句】

イザヤ書57:17

『彼のむさぼりの罪のために、わたしは、怒って彼を打ち、顔を隠して怒った。しかし、彼はなおそむいて、自分の思う道を行った。‌』

 

【 お知らせ 】
2023年9月1日から、当ブログは『今日の「いのちのパンと祈り」』へとリニューアル致します。
内容は、みことばの黙想と世界の国々への祈りです。
どうぞよろしくお願い致します。

 

《 ３分バイブルボイス  》

【不従順】従順しない理由：第1サムエル記15章

キリストにある成人

 

コロサイ1:28-29

『私たちは、このキリストを宣べ伝え、知恵を尽くして、あらゆる人を戒め、あらゆる人を教えています。それは、すべての人を、キリストにある成人として立たせるためです。

このために、私もまた、自分のうちに力強く働くキリストの力によって、労苦しながら奮闘しています。』

 

誰でもキリストを信じるならば救われます。

 

‌しかし救いは、「その時に天国に行くチケットを手に入れたから後は安泰だ」と思ってはいけないです。

 

‌神によって罪赦された者は、新しく生まれ変わっただけで、まだ成人ではないです。

 

‌生まれ変わった時から、毎日霊の糧である主のことばを食べながら少しずつ成長しないといけないです。

 

‌新生児の姿を見ると頭の方が大きいです。

‌そのままのバランスで大きくなると頭だけが大きくて体のバランスをとることが難しいと思います。

 

‌毎日乳を飲んで新生児は育ちます。

 

‌しかし救われたことだけで安心してみことばも食べず、成長しない人が多くいます。

‌成人でもないのに成人と錯覚して生きているクリスチャンも多いです。

 

‌救いを受けたことはスタートに過ぎません。

‌その時から毎日成長することです。

 

‌使徒たちは、救われた人たちを育てるために毎日奮闘していました。

‌

【関連聖句】

エペソ4:15

『むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。』

 

《 ３分バイブルボイス  》

【苦しみ・苦難】死を覚悟するほどの苦難：第2コリント1章