詩篇116:12-14
『主が、ことごとく私に良くしてくださったことについて、私は主に何をお返ししようか。
私は救いの杯をかかげ、主の御名を呼び求めよう。
私は、自分の誓いを主に果たそう。ああ、御民すべてのいる所で。』
神の恵みに対する感謝は、救いを受けた者が持つ謙遜と成熟した信仰の姿勢です。
感謝がない人は恵みを受けても、恵みの価値を知らないです。
私たちは神様に対して何の権利もありません。
主張する権利は一つもないです。
自分たちのいのちも主から受けたもの、そしてすべてのものも主から受けたものです。
裸で生まれ、何一つ持って去ることが出来ないです。
すべてに恵まれていたヨブがすべてを失った後に見せた態度は、彼がどれほど謙遜で成熟した信仰の人であったかを見せました。
ヨブ記1:20-22
『このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝し、
そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
ヨブはこのようになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。』
私たちも主が良くして下さったことをいつも覚えて感謝をささげ、主の御名を呼び求めて生きる人は主を愛する人です。
主もその人を愛して下さいます。
【関連聖句】
詩篇105:1
『主に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の民の中に知らせよ。』
《 3分バイブルボイス 》
【試練】苦難を乗り越えて生きる:ヘブル13章