今日の「いのちのパンと祈り」

毎日の生活の中で、いのちのパンを食べて神様と共に歩きましょう。デボーション(祈り・黙想)のブログです。

悪魔と呼ばれた主の弟子

2022-06-15 00:01:04 | ヨハネの福音書

 

ヨハネの福音書6:70-71

イエスは彼らに答えられた。「わたしがあなたがた十二人を選んだのではありませんか。しかしそのうちのひとりは悪魔です。」

イエスはイスカリオテ・シモンの子ユダのことを言われたのであった。このユダは十二弟子のひとりであったが、イエスを売ろうとしていた。

 

イエス様の奇跡やわざを見てついて来た多くの弟子たちが、つまずいて主に背を向けて離れました。

 

主がつまずきを与えたのではなく、彼らが勝手につまずいて離れました。

それを見る主の心も辛かったと思います。

 

しかし主は、後にもっと辛い目に遭うことも知っていました。

それは12弟子の中でも裏切る者が出てくることを知っていたからです。

 

しかしイエス様は知っていながらも、そのままにしました。

それは十字架の事件でイエス様を売る役割を誰かがしないといけなかったからです。

 

人は知らなくても、神であるイエス様はすべてを知っていました。

そして自分を売る役割をユダがすることも知っていました。

 

主はいつもどんな気持ちで彼を見ていたでしょうか。

 

最初から悪魔であることを知っていながら、弟子として選ぶことは凄いことだと思います。

3年間他の弟子たちと差別なく彼を受け入れていました。

 

その役割で選ばれたから彼がそうなったのではなく、彼はイエス様よりもお金を愛したので、お金のためにイエス様を敵に売りました。

さらに、お金だけでなくイエス様をメシアと思っていなかったので、平気に裏切ることが出来ました。

 

他の弟子たちも弱さのためにイエス様を裏切りましたが、ユダとは違う心がありました。

 

イエス様よりも他のものをもっと愛するならば、そしてメシアであると信じないならば、いつかイエス様につまずいて裏切ったり、離れたりします。

 

【関連聖句】

申命記8:14

あなたの心が高ぶり、あなたの神、主を忘れる、そういうことがないように。

 

【聖書通読】

-王国の秘密-

  • マタイの福音書13:1-52

 

3分バイブルボイス 



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