創世記13:14-17
『ロトがアブラムと別れて後、主はアブラムに仰せられた。「さあ、目を上げて、あなたがいる所から北と南、東と西を見渡しなさい。
わたしは、あなたが見渡しているこの地全部を、永久にあなたとあなたの子孫とに与えよう。
わたしは、あなたの子孫を地のちりのようにならせる。もし人が地のちりを数えることができれば、あなたの子孫をも数えることができよう。
立って、その地を縦と横に歩き回りなさい。わたしがあなたに、その地を与えるのだから。」』
アブラムは子どもがいなかったので、自分の兄弟が死んだ後に、その子ロトを自分の子どものように思っていました。
しかし二つの家族は理由あって離れることになった時に、アブラムはロトに住む場所を選ぶ選択権を優先的に与えました。
するとロトは潤った土地を選びました。
水も豊富にあり、エデンの園のように見えるソドムとゴモラの地を選び、移り住みました。
その後に、神はアブラムに現れて、『目を上げて、見渡しなさい』と言われました。
ロトが離れた後に、アブラムには少し不安な気持ちがあったかも知れないです。
神様が現れて『目を上げて』と言われたのは、ロトのように「肉の目に良いものではなく、信仰の目で見るように」との意味があったと思います。
神は彼が見渡している土地を与えると約束しましたし、子どもが一人もいないアブラムに地のちりのように多くの子孫を与えるとも約束しました。
それは彼が受け取る祝福が将来たくさんあることを見せて下さったことでした。
人の視野は狭く、未来も見えないです。
しかし信仰の視野は広いです。
ずっと先の未来も見ることが出来ます。
先が見えるので正しいビジョンを持つことが出来ます。
【関連聖句】
へブル11:12
『そこで、ひとりの、しかも死んだも同様のアブラハムから、天の星のように、また海べの数えきれない砂のように数多い子孫が生まれたのです。』
《 3分バイブルボイス 》
【悪】主の憎むものが七つある:箴言6章