笑っている場合ではありません。
先日、実家で発見した、誰のものか分からない着物を鑑定してくださった呉服屋さんが、
「まずは、ご自分の喪服を見てさしあげますから、持っていらしてください。」と、言われていたので
実家に置きっぱなしになっていた、私が嫁入りした時に両親がそろえてくれた
喪服一式を、鑑定してもらいました。
- 単衣喪服
- 冬用裏付き喪服
- 夏用絽の喪服
みんなカビがきているそうです。
とりあえず、たとう紙にもカビがきているので、廃棄して、サービスで、新しいたとう紙に入れ替えてもらいました。
クリーニングの必要があるそうですが、
料金を聞いて飛びあがりそうになりました。
1着15000円!なんでも京都の職人さんにお願いするのだそうです。
3着あるので45000円!!!!
「うー今は失業中なので考えさせてください・・・。」
そう答えて帰りましたが、親がそろえてくれた着物をこんなことにして、
しかも、そのお金を出すのが惜しい今の自分が情けないです。
4000円くらいのクリーニングはかえって着物を痛めてしまったりすることもあるので、おすすめ出来ないとか。
その呉服屋さんは無料でたとう紙を新品に替えてくださったので、他のお安いお店を探して
頼むのは、人道に反するかな~?と悩むマサルです。
そもそも金欠なのに。この問題は、放置して忘れて自分の親の葬式には洋服で行こうか。と、親不孝な考えも頭をよぎります。
嫁ぎ先で恥をかかないようにそろえてくれた着物なのにね。
写真のベストとスカートは祖父の着物を母が仕立て直したものです。