10月29日火曜日小雨模様の朝8時・
妻の勧めもあり、思い切って三姉妹のお宅に電話・・
「先日はお手紙戴いて有難うございます・・今朝、例のキュウイ買いに行くけど、よろしかったらご案内しますが・・」
電話口で他の姉妹と何事か話をしていたようですが・・
「ご一緒させて戴きます・・妹も行くと言うので・・」
「そいじゃこれからお宅までお迎えに行きますから・・」
小雨の中を私と姉妹の3人は傘を挿して農園へ・・
赤肉キュウイはこれで終わりかも・・
姉妹は赤肉キュウイを1kg、私は2kg・・
主「固いのと直ぐ食べられるのとどっちにする?」
姉さん「半分づつは?・・」
主「駄目だけど・・・袋が・・」
姉さん「袋なら持って来たわ」
流石女の人は細かい所に気が付くものだと・・
1kgのキュウイを二つの袋に500gづつに分けてゲット・・
黙って聞きながら傍らで感心する私です。
続いて、妹さんが今日は傍に置いて有ったサツマイモの箱を指さして・・
「コレ、サツマイモね・・」
と徐に泥に塗れたお芋を選り分けるように1本1本取り上げて大きさを揃えて五~六本、秤(写真は先日撮影)に乗っけて・・
慌てて主が出すポリ袋に入れて・・
「お幾ら?・・」
「ウン・・100円でいい・・」
「えっ?100円?」
矢張り女性には芋より甘い農園主なのかも・・
続いて私は月末に日立の取引先への分も購入して固め1kg柔らか1kgをゲット・・
キュウイとサツマイモをゲットして・・
サツマイモがスイートコガネ(黄金)と訊いて・・
見かけに寄らずハイカラな名前なので・・
期待充分に「ホクホク?・・」「そう・・ウン」益々期待充分。
直後の事、妹さんがツカツカと雨に濡れた傍らの草むらに足を運んで・・
妹の手の中を見ると小さな花が・・「蛍草かな?・・」私の知っているのはそんな所でお恥ずかしい次第・・
「いいよ・・それは、つゆ草ね・・但し私が居る時だけ採ってね・・若しいない時に取ると窃盗になるからね」
そう言いながら今度は自分が草むらに体を突っ込んで、つゆ草を三本四本と摘んでくれた上に
「ハイ此れもいいよ」と小さな可愛い実の付いたのも妹の手に・・
無口なキュウイ農園の主にしては、今朝は殊の外良くお喋りしてくれました。
私が後で唯一悔やんだのが入り口に置いて有ったビールケース?の踏み台でした。
雨の中、入る時も、出る時も・・
「何故、手を差し伸べて上げられなかったのか・・」
次女の利江さんは目が悪いと聞いていたのに、気が付かなくて本当に申し訳ありませんでした。
幸いな事に無事二人共、上手く上がり降り出来たので良かったのですが・・
若し踏み外して転んで怪我でもしたら大変な事になっていたと・・
年寄りが年寄りを、特に女性をエスコートするときは自分と同様に相手も元気だと思って行動する事は絶対に有ってはいけない事だと大反省の私です。
そのことは帰って暫らくして気が付いたことなのですが・・
2kgのキュウイとサツマイモ重い重い思い出の農園を後に・・
姉妹とは団地に戻る途中で「有難うございました・・又ね・・」でお別れしましたが・・
何はともあれ本当に楽しい赤肉キュウイ狩りの朝でした。
島根鳥取山奥の真っ赤な林檎と赤肉キュウイは今朝も食卓に・・ゴチソウサマ