日頃の疲れを癒しに、カミさんとふたり、近場の温泉宿を訪ねました。
自宅から1時間ほどで訪ねることの出来る温泉宿です。
宿泊したのは大阪府河内長野市の「河内長野荘」。
河内長野駅からは徒歩7分ほどの場所にある宿です。
ただ、宿へ向かう途中には、急な坂道や階段がある為、
私達は徒歩ではなく、駅近くから出発する、宿専用の送迎バスに乗って向かいました。
今回の宿泊プランは「1泊3食湯ったりプラン」です。
午後12時にチェックイン出来て、チェックアウトは翌日午後12時。
朝食、夕食、昼食つきのプランです。
昼食はチェックイン後かチェックアウト後のいずれかで選択出来ます。
とにかく、のんびりとしたかったのです。
河内長野駅から5分ほどで宿に到着。
周囲は緑がいっぱいで、大阪府内である事を忘れさせてくれます。
こちらの宿は地下1階、地上3階立ての建物になります。
管理会社はなんと!グルメ杵屋さんなのです。
まさかこんなところで、うどんが関係してくるとは思いもしませんでした。(^_^;)
早速チェックインの手続きを済ませ、お部屋へ。
部屋は和室で10畳の広さです。
大きな窓は南向きなので、日光が差し込んできて明るい。
歴史ある温泉宿なので、若干、床の軋み音は発生しますが、それはご愛嬌。
畳は表替えされたばかりのようで、綺麗でした。
部屋の窓からの風景は、緑の向こうに河内長野の町が見えていました。
そうそう、浴衣は好みの柄を選択出来ます。
些細なことですが、これはなかなか嬉しい。
部屋に荷物を置いて、さっそく昼食を食べに行きました。
館内にあるレストラン「お食事処・喫茶ぬくみ」で頂きます。
宿泊プランは昼食付きなので、チェックイン時にフロントで昼食券を頂いています。
この昼食券に記載されているメニューが、このプラン対象のメニューになります。
定食のメニュー名を見ていただくとお分かりになると思いますが、
こちらのレストランは蕎麦とうどんが中心のメニューになっています。
さすがグルメ杵屋さん。
お店に入りますと私達以外に誰もいませんでした。
そもそもこちらの宿は、通常、チェックインは16時からなので、
昼間とはいえ、この時間に(お客さんが)少ないのは仕方ないのかもしれませんね。
とりあえず私は「きつね定食」を注文しました。
蕎麦かうどんで選択出来ますので、私はもちろん「うどん」を選択。
しばらくして「きつね定食」が運ばれて来ました。
きつねうどん、山菜ごはん、香の物がセットになっています。
まずは「きつねうどん」の出汁からいただきました。
最初のひと口ふた口は良かったのですが、飲んでいるうちに、微かな酸味を感じました。
麺は冷凍麺に違いないでしょう。
ただし、美味しい部類の冷凍麺です。
山菜ごはんも残さず食べましたが、感想は控えます。
なぜなら、私は野菜苦手人間だからです。(^^ゞ
すべて食べ終えたあと、アイスコーヒーを頂きました。
そして、お腹を満たしたあと、宿周辺の散策に出かけました。
宿の目の前には「長野公園」という自然をそのまま生かした大きな公園があります。
公園は小高い山になっていて、軽く登山しなければなりません。
腰痛を患っているカミさんが心配でしたが、この時は調子がよく、少しずつですが、
山の上を目指して歩きました。
10分ほど登って行くと、大きな広場に出ました。
そこには季節はずれの鯉のぼりと、小学校1年生ぐらいの子供達で賑わっていました。
子供が喜びそうな、大きな遊戯施設もありました。
謎の生物の置物・・・なんだか不気味だ・・・(^_^;)
アートというよりも、なんだかテキトーな感じがする置物です。(-_-;)
とりあえず、この広場で一休みして、更に上を目指しました。
そしてカミさんに疲れが見え出した時、展望台へ到着。
河内長野市が一望できます。
展望台からの眺めを堪能し、カミさんの腰痛を気にしつつ下山。
無事に宿へ戻ることが出来ました。
宿へ戻ってすぐに温泉へ。
こちらの宿の温泉は、天然温泉になります。
お肌がスベスベして気持ちの良い温泉です。
湯加減も程よくて、癒されました。
腰痛や関節痛に効果があるそうなので、カミさんの腰痛が少しでも良くなるといいなぁ・・・。
夕食までに2回ほど温泉に入りました。
太陽が沈みかけた頃、夕食の時間となりました。
今回のプランでは会席料理(部屋食)です。
↓↓前菜
↓↓造り
↓↓焼物
↓↓揚物
↓↓煮物
↓↓小鍋
↓↓酢の物
↓↓吸い物
↓↓デザート
↓↓献立の内容は以下の通り。
今回の会席料理、とても丁寧に料理されているのが良くわかりました。
苦手な野菜はともかく、美味しくて、お腹も満たされ、大変満足させていただきました。(^^♪
夕食後、またまた温泉に入り、入浴後は売店でアイスクリームを購入。
湯上りのアイスは格別に美味しい。(^_^)v
このあとはテレビを見ながらのんびりして、睡眠に入りました。
翌朝、午前6時に目が覚め、そして温泉へ。
朝の清々しい空気に包まれながら入る露天風呂が、最高に気持ち良かった。(^^♪
そして朝食。
朝食は午前8時からレストランにて。
小鍋で作るベーコンエッグが美味しかったです。
個人的に、朝は和食よりもパン食の方が好みなのです。(^-^;
朝食後は部屋でのんびりとテレビ観賞。
温泉は9時から12時までの間、清掃作業の為に入浴は出来ません。
食後にもう一度、ゆっくりと入浴したかったのですが・・・残念です。
さあ、部屋の窓から見えるこの景色ともお別れです。
12時までゆっくりしていても良かったのですが、少し手持無沙汰になったので、
早めにチェックアウトします。
こちらへ来る時は送迎バスを利用しましたが、帰りは徒歩で。
坂道や階段を下って行きます。
少し歩いたところに廃旅館が・・・。
「三陽荘」という旅館だったそうです。
明治末期から昭和中期まで、この周辺は温泉街として賑わっていたそうです。
昭和初期には花街(長野新地)としても賑わっていました。
建物は大夫朽ち果てていますが、でも、立派な旅館だったことが窺えます。
↑↑この風景を見ていると、階段を上り下りする芸者さんや湯治客の姿が見えてきそうです・・・。
この廃旅館、これからどうなるのだろう?
壊すには勿体ないような気がします・・・・。
廃旅館をあとに、しばらく歩くと「黄金橋」という小さな橋に辿り着きました。
本当に小さな橋なのですが、高所恐怖症のカミさんにとっては一大事の橋でした・・・(^▽^;)
「怖い!怖い!」と言って、なかなか渡ろうとしません・・・。
それでも何とか挑戦しようと、私にしがみつきながら渡ろうとするのですが、
橋に一歩足を踏み込むと、怖気づいて動きません・・・(^-^;
少し歩いたところに、車が行き交う大きな橋があったので「あっちの橋で渡る?」と私が訊くと、
何かを決心したような顔つきになり、「怖い!怖い!」と言いながらも黄金橋を渡り切りました。(^_^)v
この黄金橋が、温泉街への入口だったそうです。
橋を渡り切ると、目の前には階段あります。
この階段を登り切ると「八重別館」の看板があり、目の前に河内長野駅が現れます。
黄金橋と廃旅館を見学されたい方↓↓この看板が目印です。
この後、カミさんの要望で和菓子屋さんとパン屋さんを訪ねました。
昼食は河内長野駅からすぐ近くの「餃子の王将 河内長野店」へ。
私はラーメン定食をいただきました。
↓↓「ラーメン定食」
あえて感想は言わないでおきます。
さあ、帰宅します。
1泊2日の短い湯治でしたが、なかなか満足できました。(*´ω`*)
また機会があれば訪ねたいと思います。
↓↓駅前から撮影した「河内長野荘」
いつも思う事があります。
身体が丈夫な時、健康な時に、やりたいことをやらねばと・・・。
定年してからとか、後で後でと言っていると、足腰が弱くなって後悔することになりそう・・・。
天然温泉 河内長野荘
ジャンル:日本料理・うどん・そば
住所:〒586-0051 大阪府河内長野市末広町3-25(地図)
周辺のお店のネット予約:
・cafe dining apricotのコース一覧
・居酒屋 合歓 藤井寺店のコース一覧
・泳ぎイカのお店 炉端家真のコース一覧
周辺のお店:ぐるなび 松原・藤井寺・河内長野×会席料理
情報掲載日:2018年11月18日
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