谷口製麺所でうどんを食べてから↓↓こちらの停留所でバスが来るのを待っていました。
画像では「京阪バス」となっていますが、この停留所では市バスも停まります。
ようやく京阪三条駅で買った「市バス・京都バス一日乗車券カード」が役に立ちます。
10分ほど待ってバスが到着し、それに乗車しました。
そしてバスを降車した場所は↓↓こちらの八坂神社前です。
こちらを参拝するのも久しぶりです。
久しぶりに訪ねてわかったのですが、東南アジア系の外国人が随分と多くなった・・・。
日本の文化をしっかりと理解してもらいたいものです・・・。
境内を歩いていると、角隠しをした花嫁さんに遭遇、なんとめでたい。
他人の幸せに遭遇すると、自分も幸せな気分になれます。
その喜びを持ったまま、私は本堂に向かいました。
幸せを分け与えて下さった事に、八坂の神様へ感謝の気持ちを伝えたかったのです。
本殿で神様にお礼を云い、今回の旅がよいものになるよう祈願しました。
参拝したあと円山公園へ。
緑が映えて、とても落ち着く場所です。
京都は良いですね・・・、
言葉や感情を遥かに超えたものがある・・・・。
緑だけではなく、町を歩いている最中、ふとした瞬間にもそれを感じる事が出来ます。
清々しい風が体を通り抜けて行きます。
円山公園を抜けて少し歩いたところで、長い角のような塔を、天に翳している建物を見かけました。
↓↓こちらの建物は大雲院の境内にある銅閣寺です。
金閣寺、銀閣寺はよく知られていますが、実は銅閣寺も存在していたのです。
ただ、残念ながら、普段は一般公開されていないようです。
なかなか立派な建物なので、近場で見てみたいものです。
しばらく歩いていると御陵衛士屯所の跡地に辿り着きました。
新選組を離脱した伊藤甲子太郎をトップに、孝明天皇の陵を守る為に結成された組織が御陵衛士です。
その同志の中には、伊藤とほぼ同時に新選組を離脱した斉藤一もいました。
私が敬愛する坂本龍馬とは敵対関係にあった新選組ですが、ただ、斉藤一だけは私の好きな人物です。
死を覚悟する侍ではなく、生きる覚悟を持った唯一の侍だと私は思うのです。
その斉藤一が時を隔ててこの場所に存在していたと思うと・・・感無量です・・・。
斉藤一が生きていた時の風が、今も吹いているような気がしました。
屯所跡の前に布袋様の仏像が祀られていました。
こちらの布袋様の像に触れると御利益があるそうです。
私も触れてみました・・・何か良いことがあるといいな。(^-^)
さあ、歩こう!!
私には行かねばならない場所がある。
龍馬さん、いま会いにいきます・・・。
辿り着いたのは京都霊山護国神社です。
京都といえば、やはりこの場所へ訪ねなければ。
龍馬さんのお墓です。
龍馬さんのお墓の隣には、龍馬さんと一緒に遭難された陸援隊の中岡慎太郎のお墓があります。
私は龍馬さんのお墓の前にひざまずき、お参りさせていただきました。
そのすぐ近くで、修学旅行でここを訪ねたと思われる複数の学生がワイワイはしゃいでいます・・・。
ここは龍馬さんだけではなく、多くの幕末の志士達が眠っている場所なのに・・・。
それを注意しようとしない引率の先生にも腹立たしさを感じました。
ここははしゃぐ場所ではない・・・歴史を感じ、重んじる場所なのです。
日本の教育は、いったいどの方向へ向かっているのだろう・・・。
目の前に広がる京都の町を眺めながら、そんな事を私は思っていました。
龍馬さんのお墓をあとにして、私は木戸孝允のお墓もお参りしました。
木戸孝允、言わずと知れた長州藩の桂小五郎さんです。
あの幕末という激動の時代で、まったく人を斬らなかったのが、
桂小五郎さんと坂本龍馬さんだけだと云われています。
このおふたり、実は、剣の達人で日本中に知れ渡っていたふたりなのです。
本当に強い人って、このおふたりのような人を言うのでしょうね。
お墓参りを終えて、そのあと護国神社の本殿にお参りしました。
その時に↓↓このようなものを見かけました。
第二次大戦中、実際に使用された日本軍のヘルメットと機関銃です・・・。
この神社には先の大戦で戦死された兵士達の御霊も祀られているのです。
先ほどの修学旅行の学生達、この碑を読んでくれたのかなぁ・・・。
君達と同じような歳の子が、戦地でどれだけ辛い思いをしてきたのか・・・。
「辛かったでしょう、苦しかったでしょう、本当にご苦労様でした。」
私はそう言って碑に頭を下げました。
戦争は嫌いだ・・・。
でも、平和ボケして、戦争で亡くなられた方達の思いを無にしている若者はもっと嫌いだ!!
この神社を訪ねてギャーギャー騒ぐのは本当にやめてほしい。
修学旅行は観光が目的では無いはず・・・しっかりと歴史を学んでほしい・・・。
少し腹立たしい思いを胸に、私は護国神社をあとにしました。
護国神社をあとにして、しばらく何も考えずに町を歩きました。
いつの間にか路地に入り、すこし変わった建物を見かけては、また違った京都の風を感じていました。
そして、先ほど抱いていた腹立たしい思いも、その京都の風が消し去ってくれました・・・。
鴨川に差し掛かった時、Sさんとの待合せ場所がすぐ近くである事に気づきました。
時計を覗くと、待合せの時間までまだ少しゆとりがあったので、鴨川を渡ることにしました。
鴨川を越え、人通りの少ない木屋町通りに出て、のんびりと道を歩きます。
そしてひとつの小さな橋の上に立ち、ぼんやりと景色を眺めていました。
小川が少しの風を運んで来て、眠っている緑を起こすかのように、葉をゆらゆらと揺らします。
その情景が映画のワンシーンのように思え、私は心地よい気分になりその場から離れられずにいました。
しばらく小川・・・いや高瀬川のせせらぎに耳を傾けたのち、私は五条通りへ向かって歩きました。
弁慶と牛若丸が戦ったと云われる五条大橋の橋上に立ち、ここでも川をぼんやり眺めました。
時計を見ると、もう待合せの時間が迫ってきていたので、私はいそいそと橋を渡り、
待合せ場所の京阪清水五条駅へ向かいました。
11時少し前、Sさんと合流し、向かった先が↓↓こちらです。
久しぶりの訪問になります。
「うどん讃式」さん。
開店と同時に入店しました。
開店と同時に入店しましたが、次から次へとお客さんが入って来ます。
Sさんは初訪問です。
まず、京阪清水五条駅から近い事に驚いていました。
そして人気ぶりにも。(^.^)
↓↓ メニューです。
上のメニューには載っていませんでしたが、
イチかバチかで「ひやかけ」をされているかスタッフの方に訊ねると、「ありますよ。」との回答。
「かしわ天うどん」としても注文出来るとの事でしたので、
私とSさんは「かしわ天うどん」を注文しました。
メニューブックにない「ひやかけ」をなぜ注文したかと言うと、
こちらの讃式さんは「2016年 関西うどんグランプリ ~ひやかけ編~」の参加店なのです。
この記事をアップしている時はすでに開催(H28 7/1~)されていますが、
私が訪ねたのは6月で開催の前。
でも、開催までひと月を切っていたので、ひょっとすると(ひやかけが)あるかも?
そう思いスタッフに訊ねてみたのです。
そうして目の前に現れたのが↓↓こちらです。
「かしわ天うどん」です。
かしわ天は別盛になってますし、薬味も別盛になっています。(^_^)v
私が思うに、「かけうどん」、「釜揚げうどん」、「ざるうどん」、そして「ひやかけ」は、
うどんの基本的なメニューです。
うどん屋さんが最も大切にしているメニューだと私は思っています。
中でも「ひやかけ」は、麺と出汁がひじょうに味わい深いです。
「ひやかけ」の出汁は単純に「かけうどん」の出汁を冷やしたものではなく、
「ひやかけ」用として、「かけうどん」とは別に作られています。
「かけうどん」の出汁を作るよりも、手が込んでいる場合が多いのです。
さあ、そんな「ひやかけ」を、今からいただきます!!(≧▽≦)
出汁から飲んでみますと、イリコの風味がすっきりと優しく口の中で広がります。
心地よい甘味の感じる出汁です。
美味しいですね~(*´▽`*)
麺は弾力とコシのある麺です。
少し細めの麺なので、出汁との絡みがよく、とても美味しい!!
小麦の美味しさが、素直に伝わってくる麺でした。(^^♪
そして「かしわ天」。
梅肉が添えられています。
私は梅が苦手なので、そのまま何もつけずに頂きましたが、とても美味しいです!!
何もつけなくても、ジューシーでお肉の旨味を充分に味わえる「かしわ天」でした。
あっ!でも、「ひやかけ」の出汁につけて食べてみました。
やはり美味しかったです。(^_^)v
財津店主、私もSさんも、とても満足させていただきました!!m(__)m
「2016年 関西うどんグランプリ ~ひやかけ編~」期間中に、またおじゃま出来ればと思います。
そうそう、すでに「2016年 関西うどんグランプリ ~ひやかけ編~」が開催されていますが、
私が食べたこの日の「ひやかけ」よりも、現在はさらにグレードアップされて美味しくなっています!!
なぜそう言い切るかと申し上げますと、
財津店主が「今よりも更に仕上げて行きます。」と話されていたからです。(^-^)
グランプリ参加の皆さま、京都で日本を感じ、うどんで日本を味わって下さいね。
讃式
ジャンル:うどん
アクセス:京阪本線清水五条駅4番口 徒歩2分
住所:〒605-0846 京都府京都市東山区五条橋東2-9-4(地図)
周辺のお店のネット予約:
・炉端・魚鍋 一鱗のコース一覧
・季節料理 祇園きたむらのコース一覧
・ぎおん 西坂のコース一覧
周辺のお店:ぐるなび 祇園×うどん
情報掲載日:2018年11月18日
【放浪うどん人は応援しています!】
2016年 関西うどんグランプリ ~ひやかけ編~
https://www.facebook.com/kansaihiyakakeouza/
映画『あのひと』予告編 川嶋杏奈さんが出演されています。
川嶋杏奈オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/a--n--n--a/
TV&映画「太秦ライムライト」公式サイト
http://www.uzumasa-limelight.net/index.html
香西志帆監督
映画「恋とオンチの方程式」公式サイト
http://noranekofilm.com/koitoonchi/
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