先日、結婚記念旅行で広島県尾道市を訪ねました。
私が尾道へ訪ねるのは約2年振りで、カミさんは初めて。
尾道へ訪ねるきっかけになったのが、とあるテレビ番組の尾道特集を見てのこと。
その番組を見て、カミさんが「行ってみたい。」と言ったのがきっかけです。
新大阪駅から朝一番早いこだまに乗り、福山駅を目指しました。
福山からはJR山陽本線に乗り換えて尾道へ。
午前9時09分に尾道駅へ到着しました。
電車を降りると、以前とはかなり違った雰囲気になっていて、アレ?と思いましたが、すぐに謎は判明。
駅が改装中の為、仮駅舎になっていたのです。
以前の駅舎、好きだったんだけどなぁ~。
新しい駅舎が、尾道の雰囲気に合ったものであってほしいですね。
駅から海はすぐそこ。
久しぶりの尾道水道、空は青く、海は穏やかで、とても気持ちが良い。(^-^)
今晩宿泊するホテルに荷物を預け、まずは朝食を調達に出かけました。
新幹線の中でも軽く食事はしましたが、どうしても食べておきたいパンがあるのです。
京都で有名なパン屋さん「たまき亭」で修業された方のお店が、この尾道にあります。
それが↓↓こちらのお店。
「パン屋航路」さんです。
こちらのパン、とても美味しいのです。(^^♪
私が食べたのは「クルミとミルク」、「栗チョコクロワッサン」です。
↓↓「クルミとミルク」(画像が荒くて申し訳ありません)
↓↓「栗チョコクロワッサン」(画像が荒くて申し訳ありません)
海が見えるところで食べる事にしました。(^-^)
大林宜彦監督の作品「さびしんぼう」のロケ地、福本渡船を眺めながらパンをいただきます。
パン屋航路さんのパン、ほんと美味しい!!
クロワッサンはサクサクで何とも言えない香ばしさがある。
パンはモチモチして甘く、私もカミさんも満足出来ました。(^^♪
パンを食べた後、少し山登り。
少し小高い場所まで登って来ました。
尾道は猫の町。
登ってくる途中、数匹の猫と会いました。
後日、尾道で出会った猫をまとめて記事にさせていただきますね。(^-^)
山を下り、駅前を歩いていると↓↓このようなものを発見。
大林宜彦監督のサイン入り足形プレートです。
尾道の魅力を全国に広げた立役者のおひとりですから、感激しました。
大林監督の「転校生」を鑑賞して、私は尾道の魅力に憑りつかれたのです。(^^)
港へ出ると、絵を描かれたり、カメラで海を撮影したり、ボーっと海を眺めたりする人達がいます。
時がのんびりと流れているのが分かります。
風は潮風ではなく、山から緑の香りがする風が吹いていました。
そんな心地よい空間の中に、どっぷりと体も心も預けていたかったのですが、
私達には次に行くべき場所があります。
次の目的地には↓↓こちらの船で向かいます。
この船で目指す場所は、生口島です。
生口島で、どうしても食べたいものがあるのです。
観光目的ではなく、グルメ目的で生口島に向かうのです。(^^♪
尾道港ボートターミナルから40分ほどで生口島の瀬戸田港に到着です。
こちらの生口島瀬戸田町も尾道市です。
映画「転校生」では、家出した斉藤和美(小林聡美)と斉藤一夫(尾美としのり)のふたりが、
たどり着いた場所でもあります。
下船後、さっそく目的のお店へ向かいます。
瀬戸内の島らしい風情ある通りを抜けると、商店街の入口が現れました。
「しおまち商店街」、この商店街の中に目的のお店があります。
そのお店が↓↓こちら。
「玉木商店」さんです。
ローストチキンで有名なお店なのです。
しまなみ海道を行き交うサイクリスト達も、こちらのお店へ立ち寄るそうです。
人気のローストチキン、品切れする事も多いようなので、私達は事前に電話予約していました。
↓↓メニュー。(画像が荒くて申し訳ありません。)
私達が頂いたのは「足」です。
事前のリサーチで「手羽」よりも「足」が美味しいとの多くの情報があったからです。
まあ、あくまで好みの問題ですが。(^^)
チキンを手にすると、店内で食べることはせず、外で頂くことにしました。
しおまち商店街を抜けたところに耕三寺という大きなお寺があり、
その門前の近くにベンチが設置されていました。
↓↓耕三寺
そのベンチに座り、さっそくチキンを頂きます。(^^♪
このローストチキン、とても美味しいです!!!(*´▽`*)
パリッとした表面には醤油ダレの甘辛い味が香ばしく、噛めば溢れる肉汁・・・たまらないですね。
ここまで来て食べる価値ありました。
私もカミさんも大満足です。(^^)v
チキンを食べた後、もう一度商店街に戻ります。
次に訪ねたのが↓↓こちらのお店。
「岡哲商店」さんです。
名物おばあさんが作るコロッケが人気なのです。
土日祝には行列が出来ることもあるそうですよ。
幸いこの日は行列がなく、先客はひとりだけでした。
そのお客さんと少しお話しさせて頂きましたが、その方は原付バイクで愛媛県の松山市から来られていました。(^^)
私達もさっそくコロッケを購入。
お店の前でいただきます。
ホクホクでサクサクな衣に、中のジャガイモはやわらかくて甘い。
胡椒が程よく効いていて、とても美味しかったです。(^O^)
朝から新幹線の中で軽い食事をし、パン屋航路さんのパンをふたつ食べ、
玉木商店さんのローストチキンをひとつ食べ、そして岡哲商店さんのコロッケ・・・お腹が満たされました。
そこで、少し散歩する事にしました。
しばらく歩いていますと、観光案内所の前に、柑橘類のオブジェを発見。
こちらの瀬戸田町は、レモンやみかんなどの産地で有名です。
オブジェの傍らにはレモンの木があります。
青いレモンです。
知っていますか?
採れたてのレモンは青いって。
日ごろ目にする黄色のレモンは、時間が経過したレモンなのです。
観光案内所を離れたところで、私もカミさんも少々歩き疲れた為、
しおまち商店街へまたまた戻る事にしました。
そして訪ねたのが↓↓こちらのお店です。
「自転車カフェ&バー 汐待亭」さんです。
江戸末期に建築されたという古民家を改装したカフェ店です。
店内には自転車が駐輪出来るスペースがあります。
太陽の自然な光が室内を明るくしています。
古民家には、このやわらかい太陽の光がよく似合います。
飲食する場所は和室の大広間です。
この広間で音楽ライブなどをされているそうです。
いろいろな楽器がありました。
思わずアコースティックギターを弾きたくなった。(^^)
広間の奥には中庭もありました。
自然な風が広間を通り抜け、心落ち着く空間です。
カミさんはホットコーヒーを注文。
そして私は↓↓こちらを。
自家製ジンジャーエールです。
瀬戸田のレモンが入っている事に魅力を感じたのです。(^-^)
しばらく待ってジンジャーエールが運ばれて来ました。
「掻き混ぜながら飲んで下さい」との事。
よく掻き混ぜながら飲みますと、これがとても美味しい!!(^^♪
ピリリとした生姜の辛さに、爽やかなレモンの風味がとても合っていました。
こちらのお店、機会があればまた再訪したいです。
あのジンジャーエールの味は忘れられません。
そろそろ生口島を離れる時が来ました。
ほんの短い時間での滞在でしたが、とても有意義でした。
私の知らない尾道がこの島にありました。
尾道はやはり面白い、そして楽しい。
静かな海が、優しい風を運んで来て、私の心を通り過ぎて行きました。
電話番号 0848-22-8856
営業時間 7:00~売り切れまで
定休日 木曜・金曜
電話番号 0845-27-0239
営業時間 9:00~18:30
定休日 不定休
岡哲商店
住所 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田517-4
電話番号 0845-27-0568
営業時間 08:30~18:30頃(売切終了)
定休日 不定休
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