先日、奈良県へ行く用事があり、
それならば、以前から気になっていたあのお店で昼食をとろうと、
近鉄奈良駅からお店へ向かいました。
近鉄奈良駅から徒歩5分ほど。
アーケード商店街「もちいどの」の入り口にあるお店「麺闘庵」さんを訪ねました。
暖簾には「日本三大うどん処」と書かれていて、その下に、
「それぞれの 味を 闘う 小箱 かふ」と書かれています。
麺闘庵さんがいう三大うどんとは「稲庭うどん」「水沢うどん」「船先(船崎・五島)うどん」です。
こちらの店主、その三大うどんのご当地で修業されています。
さっそく暖簾をくぐります。
店内に入りますと、
カウンター席に、2人掛けのテーブルが2卓と、4人掛けのテーブルが3卓ありました。
一見こじんまりした感じ見えますが、意外にゆったりとしていて落ち着きます。
私はカウンター席に座りました。
後ろを振り返ると「日本三大うどん地図」なるものが。
先に記載した三大うどんが地図に記されています。
しかしながら、何故に「讃岐うどん」が選ばれていないのか?
疑問に思うと同時に、店主のこだわりと挑戦する気持ちが伝わってきます。
今回、私が注文したのは名物の「巾着きつね」です。
テレビなどで度々取り上げられているメニュー。
どういう味なのか?楽しみです。(^◇^)
しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。
テレビや雑誌で見るよりも、実物は大きい!!
そして出汁の良い香りがします。(´▽`*)
こちらの「巾着きつね」の由来ですが、具材を入れた巾着を、定食のおかずとして出している時に、
「この巾着にうどんを入れてはどうか?」と発想したのが始まりだそうです。
少し巾着を持ち上げてみました。
ずっしりとして重い。
ちなみに、巾着の口を閉じるのにネギを使っています。
あと、こちらの巾着は、このメニュー専用の揚げを使っています。
天理市のお豆腐屋さんに別注で作ってもらっているそうです。
結構、手間暇かけて、この揚げは作られているようです。
持ち上げても簡単に破れませんが、お箸を使うとスーッと切る事が出来ます。
そして中には麺が入っています。
これが巷で「逆きつねうどん」と呼ばれている所以です。
それと、少し時間が経っても、麺のコシが軟らかくならないように、茹でた麺を巾着に入れたあと、
出汁を使って炊いているそうです。
この巾着だけで、色々と工夫されています。
こちらの麺ですが、太めで粉密度の高い麺です。
モチモチ感が素晴らしいのと、あとコシもしっかりとしています。
私の推測ですが、このコシの感じは水沢うどんに近いと思いました。
小麦の風味も良くて、とても良い麺です。(^^♪
出汁も、このメニュー専用の出汁を使っているとのこと。
鰹と昆布に、2種類の醤油を使って出汁を作ってられます。
醤油濃いめの出汁ですが、巾着との相性もよく、しっかりとコクのある美味しい出汁です。(´▽`)
ネギが別盛になっているのも特徴的かな。
「巾着きつね」、とても満足のいく逸品でした。
美味しさを追求し、丁寧にしっかりと作られているメニューです。
奈良県の名物うどんになる理由が、今回食べてみてよーく理解出来ました。
麺闘庵
ジャンル:うどん屋
アクセス:近鉄奈良線近鉄奈良駅 徒歩4分
JR奈良駅 徒歩15分
住所:〒630-8217 奈良県奈良市橋本町30-1(地図)
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情報掲載日:2018年11月18日
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