放浪うどん人 ☆これから うどんに 会いに 行きます。☆

うどん食べ歩きブログ
全国各地のうどんを紹介。
更新日は毎週日曜日です。
※気まぐれに更新する場合あり

大西麺業 ー 七年越しにたどり着いた麺 ー

2023年12月03日 | 香川県・マイ丼持参の製麺所

少し前、10月半ばに香川県をひとりで旅しました。

JR新大阪駅6:06発の新幹線ひかりに乗車。

7:01に岡山駅へ到着。

岡山駅で7:22発の特急しおかぜに乗車しました。

特急しおかぜに乗って目指した場所は、香川県の観音寺です。

思えば、観音寺周辺のうどん屋さんを、あまり訪れていないことに気づいたからです。

この日の天気は快晴!

瀬戸内の海が太陽の光に照らされて、輝いていました。

岡山駅を出て約1時間、観音寺駅に到着。

駅周辺が意外なほど静かであることに、少し驚きを感じました。

ここからはレンタサイクルを利用。

駅から少し離れた場所に観光案内所があります。

「大正橋プラザ観光案内所」こちらで電動自転車をレンタルしました。

さあ、ここからが食べ歩きのスタートです。(^^)v

田園風景を横目に、まず最初に目指したのが↓↓こちら。

「大西麺業」さんです。

こちらは店舗を持たない製麺所です。

上の画像ではシャッターが閉じていて、少し不安になりますが、製麺室の入り口は、シャッターが閉まった建物の裏手にあります。

下の画像右側に煙突が見えますね、そこへ向かって下さい。

するとガレージが見えてきます。

↓↓下のガレージ内、右側に製麺室の入口があります。

こちらの製麺所を訪ねるのは今回で2度目。

初めて訪ねたのは、定休日だと知らずに訪れた2016年のことでした。

製麺所の奥様に「今日は定休日なんです」と・・・。

あの時はショックを受けつつ、自分のリサーチ不足に情けなさで残念な思いをしました。

そして今回・・・。

製麺室を覗くと誰もいない・・・。

それもそのはず、こちらの製麺所、湯がきたての麺を食べれるのは午前4時過ぎと聞いています。

また、午前6時頃に製麺した麺を出荷されるので、製麺所には殆ど麺が残っていないそうです。

今回はもちろん、その事を知りながら訪ねました。

時計を見ると午前9時過ぎ・・・奇跡を信じるしかなかった。

扉の横にあるインターホンを押し「すみません、麺を1玉頂きたいのですが・・・」、すると「今そちらへ行きます」との返答。

前回と同じく製麺所の奥様が出てこられました。

ただ、前回と違うのは奥様が製麺室の扉を開けたこと・・・これはもしや・・・心臓がドキドキします・・・。

なんと!一袋(2玉入り)だけ麺が残っていました。

奇跡です・・・。

その袋から1玉だけ取り出して下さいました。

麺を優しく水でほぐしていただき、それをマイ丼に盛っていただきました。

お値段は税込み68円です。(^^)v

七年越しに出会えた奇跡の麺・・・嬉しくて嬉しくて飛び跳ねそうになりました(笑)

製麺所の前に駐めた自転車のサドルをテーブル代わりにして、そこへ丼を置き醤油を用意。

醤油は現地調達する予定でしたが、前日、自宅に袋入りのうどん発見。

それには醤油が付いていました。

会社名を見ると、香川県坂出市の鎌田醤油だった事もあって、それを利用する事にしました。

さっそく醤油をかけて混ぜます。

実に旨そうだ!(^○^)

食べる前に製麺所を背景にして記念撮影。(^^)

薬味は持って来ていません。

そんなのいらない。

なぜなら、薬味はこの風景だからです。(^^)v

さっそく頂きます!

茹で置き感はあるものの、さすが製麺所の麺です。

甘い小麦の風味が口の中で広がりますし、コシの強さも楽しめます!

それに、いろいろな思いがこの一杯に混じって、忘れられない味わいになりました・・・。

とても美味しい麺でした!!(^^♪

大西麺業さんの麺、大変満足させて頂きました!(^○^)

大阪に住む私にとって、なかなか難しい事だけど、大西麺業さんの茹でたての麺を一度食べてみたい。

いつか挑戦出来ればと思っています。

 

大西麺業
〒769-1611 香川県観音寺市大野原町大野原6889



コメントを投稿