少し前、10月半ばに香川県をひとりで旅しました。
JR新大阪駅6:06発の新幹線ひかりに乗車。
7:01に岡山駅へ到着。
岡山駅で7:22発の特急しおかぜに乗車しました。
特急しおかぜに乗って目指した場所は、香川県の観音寺です。
思えば、観音寺周辺のうどん屋さんを、あまり訪れていないことに気づいたからです。
この日の天気は快晴!
瀬戸内の海が太陽の光に照らされて、輝いていました。
岡山駅を出て約1時間、観音寺駅に到着。
駅周辺が意外なほど静かであることに、少し驚きを感じました。
ここからはレンタサイクルを利用。
駅から少し離れた場所に観光案内所があります。
「大正橋プラザ観光案内所」こちらで電動自転車をレンタルしました。
さあ、ここからが食べ歩きのスタートです。(^^)v
田園風景を横目に、まず最初に目指したのが↓↓こちら。
「大西麺業」さんです。
こちらは店舗を持たない製麺所です。
上の画像ではシャッターが閉じていて、少し不安になりますが、製麺室の入り口は、シャッターが閉まった建物の裏手にあります。
下の画像右側に煙突が見えますね、そこへ向かって下さい。
するとガレージが見えてきます。
↓↓下のガレージ内、右側に製麺室の入口があります。
こちらの製麺所を訪ねるのは今回で2度目。
初めて訪ねたのは、定休日だと知らずに訪れた2016年のことでした。
製麺所の奥様に「今日は定休日なんです」と・・・。
あの時はショックを受けつつ、自分のリサーチ不足に情けなさで残念な思いをしました。
そして今回・・・。
製麺室を覗くと誰もいない・・・。
それもそのはず、こちらの製麺所、湯がきたての麺を食べれるのは午前4時過ぎと聞いています。
また、午前6時頃に製麺した麺を出荷されるので、製麺所には殆ど麺が残っていないそうです。
今回はもちろん、その事を知りながら訪ねました。
時計を見ると午前9時過ぎ・・・奇跡を信じるしかなかった。
扉の横にあるインターホンを押し「すみません、麺を1玉頂きたいのですが・・・」、すると「今そちらへ行きます」との返答。
前回と同じく製麺所の奥様が出てこられました。
ただ、前回と違うのは奥様が製麺室の扉を開けたこと・・・これはもしや・・・心臓がドキドキします・・・。
なんと!一袋(2玉入り)だけ麺が残っていました。
奇跡です・・・。
その袋から1玉だけ取り出して下さいました。
麺を優しく水でほぐしていただき、それをマイ丼に盛っていただきました。
お値段は税込み68円です。(^^)v
七年越しに出会えた奇跡の麺・・・嬉しくて嬉しくて飛び跳ねそうになりました(笑)
製麺所の前に駐めた自転車のサドルをテーブル代わりにして、そこへ丼を置き醤油を用意。
醤油は現地調達する予定でしたが、前日、自宅に袋入りのうどん発見。
それには醤油が付いていました。
会社名を見ると、香川県坂出市の鎌田醤油だった事もあって、それを利用する事にしました。
さっそく醤油をかけて混ぜます。
実に旨そうだ!(^○^)
食べる前に製麺所を背景にして記念撮影。(^^)
薬味は持って来ていません。
そんなのいらない。
なぜなら、薬味はこの風景だからです。(^^)v
さっそく頂きます!
茹で置き感はあるものの、さすが製麺所の麺です。
甘い小麦の風味が口の中で広がりますし、コシの強さも楽しめます!
それに、いろいろな思いがこの一杯に混じって、忘れられない味わいになりました・・・。
とても美味しい麺でした!!(^^♪
大西麺業さんの麺、大変満足させて頂きました!(^○^)
大阪に住む私にとって、なかなか難しい事だけど、大西麺業さんの茹でたての麺を一度食べてみたい。
いつか挑戦出来ればと思っています。
大西麺業
〒769-1611 香川県観音寺市大野原町大野原6889
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