佐賀県のJR鳥栖駅です。
この駅から特急に乗り、長崎へ向かいます。
今朝、大阪を発つ時、佐賀県と長崎県は「雨」の予報だったのですが、
雲の切れ間から青空が見えて来ました。
私がひとり旅をする時は、80%の確立で、旅行当日の天気は一日中「雨」の予報か、
台風が迫って来ているかのいずれかなのです。
ですが、大抵において、当日は晴れる事が多いのです。(^_^)v
さあ!天気も良くなって来たし、特急かもめがホームに来たし、ワクワクした気分で長崎へ向かいます。
ちなみに、特急かもめの席はレザーシートになっていて、なかなかカッコが良い!
座り心地も良かったです。(^-^)
前回の記事でも話していますが、本来なら関東方面へうどん巡りをする予定でした。
以前おじゃました神奈川県の笑門さんや、武蔵野うどんを食べ歩きしたり、
埼玉のうどん屋さんへも訪ねようと思っていました。
今回は熊本地震があり、九州へ旅する事を決めましたが、普段は気まぐれに決めています。
いつも気まぐれに旅先を決めるから「放浪うどん人」なのです。
自分の気持ちに嘘をつかず、行きたいところへ旅するのが私らしさだと思っています。
私は私らしく生き、楽しみますよ!
時折考え込むような事もありますが、いつも前を向いて歩いています。
他人に好かれるとか嫌われるとかは、お天道様に任せています。
誰かに無理して好かれようとしても、それはきっと偽りになりますから・・・。
誰かに腹を立てた時も、お天道様に任せています。
神様がきっと、正しく裁いてくれると信じているからです。
心を解放し、心が自由でないと、何をやってもつまらないのです。(^ ^)
関東への食べ歩き旅は、来年、あらためて計画を立てたいと思っています。
あと、東北へも行きたいと思っていますが、来年は無理かなぁ~。(^^;)
とにかく、行ってみたい場所がたくさんあります。
夢はまだまだ続きます。(^-^)
話を戻して・・・、
鳥栖駅を出て1時間40分ほどでJR長崎駅へ到着しました。
35年前に訪ねた時と違って、長崎駅も随分と綺麗で立派な駅になっていました。
さて、ここから目指すのはうどん屋さんではなく、あの亀山社中跡です。
今年は高知県で桂浜と坂本龍馬さんの生家跡を訪ねたし、
京都では龍馬さんのお墓と遭難の地を訪ねたし・・・そしてこの長崎で亀山社中へ・・・。
なんだか龍馬さんに導かれているような気がします。(^.^)
JR長崎駅から亀山社中跡までは2キロ弱。
その距離なら歩いて行ける!そう思い歩みだしました。
10分近く歩いたところで、目の前に壁が・・・いや、小高い山が・・。
亀山社中跡は、目の前に見える山の上にあります・・・。
なので、簡単な登山のはじまりです・・・。
深崇寺の脇に亀山社中跡まで続く「龍馬通り」の入口があります。
ここからが坂道を上がって行きます。
まあ、これぐらいの坂道は、尾道で充分慣れていますので大丈夫です。(^_^)v
龍馬通りでは箇所ヵ所に、亀山社中の社員を紹介する案内板が立てられていました。
亀山社中とは、龍馬さんが作った日本初の株式会社です。
株主は薩摩藩で、貿易、交易の仲介、物資の運搬などで利益を上げていた商社です。
ただ、その本当の目的は、仲たがいしている薩摩藩と長州藩を結ばせる事が目的だったのです。
亀山社中は後に海援隊となり、土佐藩の岩崎弥太郎の手に渡ってから、いくつかの変貌を遂げ、
現在の日本郵船、三菱商事へと繋がります。
ちなみに岩崎弥太郎はビール工場にも投資をしており、それが後のキリンビールとなります。
キリンビールのあの麒麟のロゴですが、頭は龍で、体が馬なのです。
岩崎弥太郎と、ビール工場の社長をされていたトーマス・グラバーが、龍馬さんを懐かしんで、
あのロゴにしたという説もあります。
今、私が歩いているこの坂道は、龍馬さんも歩いていた坂道なのです。
そう思うと、なんだか感慨深いものがあります・・・。
ただこの坂道、数か所の墓地の間を通り抜けるのが印象的でした。
そして、すこし疲れたなぁ~と思った時、辿り着きました。
↓↓亀山社中跡です。
目の前の階段を上がりますと、入口が見えます。
入場料300円(一般)を払い、屋内を見学します。
撮影できる場所は限られていました。
この場所に、龍馬さんの青春があったのだ・・・。
仲間と共に過ごしたひとときが、この場所にあったのだ。
龍馬さんも見たであろう、この場所から眺める長崎の町を、私も眺めてみた。
大きな建物に邪魔されて、海が見えない・・・。
時代は確実に流れている・・・今、こうして私がここに居ることも、奇跡的な事かも知れません。
時代は違っても、龍馬さんが立っていた場所に、私も立っている。
ただ、龍馬さんが見ていた風景を・・・、同じ風景を、私も見てみたかった・・・。
龍馬さんが見ていた風景は↓↓こちらです。
亀山社中・・・訪ねてよかった。
部屋のあちらこちらに龍馬さんの影を感じました。
部屋を出る時、すーっと畳のい草の香りがした。
その香りが、遠い夏を、運んで来てくれたような気がしました。
実は私、亀山社中は港に近い場所にあるものだと思っていました。
まさか、こんなに高い場所にあるとは、思ってもいませんでした。
さあ、坂道を下って行こう!
亀山社中を少し離れたところで、一匹の猫に遭遇。
なかなかイケメン?の猫だったので、思わず撮影しました。(^-^)
撮影したその時、小雨が降って来ました。
ただ、この雨は、私にとって恵みの雨でした。
坂道を登ったり下ったりで、体温が上昇していたので、とても有難かった。
しかもこの雨、平地に出たところですーっと止みました・・・。
やはりお天道様は見ていてくれている・・・そんな気がしました。(^-^)
それから私は眼鏡橋を見学。
眼鏡橋を見学したあと、すでに記事にしましたが、平和公園へ向かいました。
そのあとJR長崎駅へ戻り、宿泊するホテルへ向かったのです。
今回泊まったホテルには、ミニシングルルームという格安な部屋があり、
私はその部屋に、泊まることにしたのです。
この部屋、想像以上に狭かった・・・(^^ゞ
出入口扉を開けると、いきなりベッドがでぇ~ん・・・。
足の方向には冷蔵庫、テレビ、ウインドファンがあり、
頭の方向には折り畳み式のミニテーブルと、その向こうにはトイレ、お風呂がありました。
棚には雑然とした感じで小物が置かれています。
最悪だったのがウインドファン・・・とてもうるさい!!
うるさいからと言って電源を切ると、暑い・・・。
暑いから窓を開けると、目と鼻の先に、となりのビルの壁が・・・(^-^;
もう、どうでも良くなったので晩御飯を食べに出かけました。
ホテルから歩くこと6分。
私が訪ねたお店は↓↓こちらです。
「讃岐手打ちうどん とも也」さんです。
こちらの店主は香川県で修業されたそうです。
お店に入りますと、すぐ左側に座敷があり、中央に大きなテーブル席がありました。
大きなテーブルにはすでに数人のお客さんが座っていました。
私はそのテーブルの片隅に座ることにしました。
厨房はお店の一番奥に。
ご夫妻なのかな?
おふたりでお店を切り盛りされていました。
さっそくメニューを拝見。
メニューに「ひえひえ」と書かれている。
「ひやひや」ではなく「ひえひえ」・・・。
まあ間違いなく冷かけのことでしょう、私はこの「ひえひえ」と「肉めし」を注文しました。
ちなみに「ひえひえ」は大盛りで。
しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。
「ひえひえ」の麺量を見てビックリ!!\(◎o◎)/!
丼ぶりから麺があふれている!!
さっそく出汁から飲んでみますと、いりこの風味がよく、香川県を感じさせる出汁です。
これは美味しい!!(*´ω`*)
麺もモチモチして、コシもしっかり。
小麦の風味もよく、美味しい麺です。(^^♪
麺量に驚きましたが、このクオリティーなら大丈夫。
いくらでもお腹に入ります。
長崎で本場の讃岐と同じような冷かけを味わえるとは思っていなかったので、
とても嬉しい誤算でした。(*´ω`*)
「肉めし」も美味しくいただきました。
ちなみに麺の量ですが、レジで精算する時に大将から聞きました。
800グラムだそうです。
確か私の地元のお店、「うどん亭 たからや」さんの大盛りも800グラムだったと思うのですが・・・。
食べ応え充分で、とても満足させていただきました。(^.^)
お店を出て、すぐにホテルへ戻りました。
なかなか寝付けない夜を過ごし、その朝、私は熊本県天草へ向かいました。(天草の記事はこちらです。)
うどん とも也
ジャンル:さぬき手打うどん
アクセス:JR長崎本線長崎駅 徒歩15分
住所:〒850-0876 長崎県長崎市賑町5-25-2(地図)
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情報掲載日:2018年11月18日
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