放浪うどん人 ☆これから うどんに 会いに 行きます。☆

うどん食べ歩きブログ
全国各地のうどんを紹介。
更新日は毎週日曜日です。
※気まぐれに更新する場合あり

献上そば羽根屋 ー 風景が流れる町、松江にて ー

2015年09月18日 | 島根県

島根県の松江です。

当初、こちらへ訪ねる予定は無かったのですが、

天気が良かった事と、時間に余裕が出来たので訪ねる事にしたのです。

JR松江駅からほんの少し歩いたところで面白いものを発見。

「はじめ人間ギャートルズ」の像がありました。

 

松江とギャートルズ、どんな関連性があるのだろう?

そう思い調べたところ、作者の園山俊二氏が、この松江出身との事です。

 

思わぬところでギャートルズ、ほんのちょっぴり嬉しかったりしました。(^_^)

駅から宍道湖へ向かって歩きます。

 

道の所々には城下町を思わせる建物があり、私の目を楽しませてくれます。

15分ほど歩いたところで、三本松の間から宍道湖が見えてきました・・・。

 

日本で7番目に大きな湖です。

こうして宍道湖を眺めるのは数十年ぶりです。

頑張って生きて来たぞー!!って叫びたい気分です。

 

また、こんな大きな湖を見ていると、いろいろな事がどうでもよくなってきます・・・。

投げやりな気持ちではなく、ある感情から解き放たれたような気持ちです。

 

うどんが好きになって、ブログを始め、「うどんブロガー」と呼ばれるようになって、

多くの出会いがあり、その中で人に好かれたり、人に嫌われたり・・・。

まともに挨拶や10分も話をした事の無い人に、何故か敬遠されたりw

どんな噂が広まっているのやら。┐(´д`)┌ヤレヤレ

でも、噂されるのは、良くも悪くも注目されている証拠。

その中で悪い噂が出るのは、私がまだまだ未熟なだけ、噂を信用される自分が悪いだけ。

ただそれだけです。

だからと言って、自分を偽ってまで人から好かれようとも思いません。

迷うことなく、私は私を貫き通します!!

久しぶりに大阪弁を使います・・・めっちゃ不器用に生きたるわ!!!

ありのままの自分を見てもらわないとね。

それで好意を持たれたり、嫌われたりするのなら本望です。(^ ^)

偽っても、必ずメッキは剥がれるからね。(^_-)-☆

良い部分と悪い部分を持ち合わせているのが、まともな人間だと思うしね。

この湖を見ていると、本当に気持ちが大きくなります・・・。

 

現在の私は「うどんブロガー」という世界を飛び出して、

「旅ブロガー」として人生を楽しんでいます。

もちろん、うどんが大好きなのは変わりません。

いや、うどんが好き過ぎて、旅を始めたのですから・・・。

知らない土地のうどんとの出会いを楽しもうと・・・。

でも、面白いのは、地方でうどんを食べていると、ホームシックと言えば良いのか、

無性に関西のうどんが恋しくなるのです。

(ちなみに私が好んで訪ねる関西のお店は、

うどん蔵十JUN大谷製麺処手打ちうどん紅屋(あいう順)の3軒です。

読者の皆様も、機会があれば是非訪ねてみて下さいね。)

 

関西のうどんが恋しくなるのなら、だったら関西で食べ歩きをすればよいのでは?

そう思われるのでしょうが、それではダメなのです。

日本全国のうどん屋さんを食べ歩いた先に、見えてくるものがあるのです。

今はぼやけていますが、少しずつはっきりと見えてくるはず・・・。

お世話になっている人達に、いつの日か恩返し出来る事を信じて、私は旅をしています。

キラキラ輝く湖面のように、未来はキラキラ輝くものと信じています。

宍道湖を離れ、次に向かったのが松江城です。

 

私はお城マニアでは無いですが、お城は好きです。

お城が好きと言うよりも、お城の建っている場所が好きなのです。

↓↓こんな感じでお城周辺の風景を高い場所から眺める事が出来るからです。

 

高い場所から街を眺めると、街が大きく呼吸しているように思えて、

街も生きているのだと、そう思えてくるのです。

そう思えると、気分が楽しくなるのです。

城山を下り、武家屋敷へ向かいました。

道中、とても風情のある場所に出会えます。

松江はよいところですね。

大きな湖とお城、そして新しい街並みと風情のある町・・・。

風景が流れています。

途中、耳なし芳一などで有名な「怪談」の作者、小泉八雲氏の邸宅を見つけました。

小泉八雲記念館の隣です。

小泉八雲先生の文章力を、少しでもあやかろうと、思いっきり家の中の空気を吸い込みました。

周りに誰もいなかったので、両手をいっぱいに広げ空気を吸い込みました。(^-^)

小泉八雲先生の”気”をいっぱい授かったので、

このブログで、うどんに纏わる怪談話を記事にしてみようかなぁ・・・なんて。(^^♪

そうなると全くの創作話になってしまう。

でも、それはそれで面白いかな?(^-^)

まあ、気が向いたら怪談記事を作成しようと思います。(^_^)v

八雲先生の邸宅から歩いてすぐの場所に武家屋敷があります。

武家屋敷は、当時の建物がそのまま保存されていて、

武士がどんな生活をしていたのかを垣間見ることが出来ます。

観覧料が必要となりますが、一見の価値ありです。

個人的にはもっと大きな屋敷を想像していたのですが、

意外とコンパクトに収まっていたのが印象的です。

そういえば、当時の人は小柄な人ばかりだから、このコンパクトさが丁度良かったのでしょうね。

武家屋敷をあとにして、前回記事にした「手づくりうどんたまき 松江店」でうどんを食べ、

私は松江を離れました。

松江は良い街なので、またすぐにでも再訪したいのですが・・・でも、やめておきます。

また数十年あとぐらいに訪ねる方がきっと面白いし、それを目標に生きようと思えるし、

時間をかけて思い出をつくるのも悪くない。

人生はあせらずに、のんびりとね・・・。

 

JR松江駅から出雲市駅に戻りました。

今夜はこの出雲市で一泊します。

ホテルへチェックインする前に、何か食べておこうと思い、お蕎麦屋さんへ入りました。

訪ねたお店は「献上そば羽根屋」です。

私が訪ねた時は、店内ガラガラでしたが、こちらのお店、なかなかの人気店だそうです。

おっ、このお店にも割子蕎麦がある。

私は割子蕎麦を注文しました。

ちなみにこちらのお店ではうどんも提供されていました。

でも、このお店でうどんを注文するのは、なんとなく野暮な感じがしたのでヤメときました。

しばらく待って運ばれてきたのが↓↓こちら

お蕎麦は三段重ねの立派な器に入っています。

蕎麦の色や艶感がとても良い!

見るからに美味しそうです。

薬味は海苔、おろし、もみじおろし、ネギの4種類です。

麺を持ち上げますと、少し短めの麺です。

さっそく食べてみますと、このお蕎麦、かなり美味しいです!!

蕎麦の風味とか、喉越しとか、これまで食べて来たお蕎麦と比べ物にならない。

出雲大社前で食べたお蕎麦も相当美味しかったけど、

こちらのお蕎麦はそれを上回ります。

あまりに美味しくて、5分も経たずに一気に食べ尽くしてしまいました。

大満足させていただきました。

お蕎麦を食べた後はホテルへ直行。

この日泊まったホテルは↓↓こちら「出雲フォレストホテル」です。

ちょっと怪しげな感じのホテルですが、かなり格安だったので、宿泊する事に決めました。(^_^;)

でも、見た目と違い、中はとても清潔感のあるホテルです。

格安な理由のひとつとして、お風呂とトイレが共同になります。

お風呂は「大浴場」とHPで紹介されてましたので期待していたのですが・・・、

行ってみると、2人も入れば満員の小さな浴場・・・とても「大浴場」とは言えるものではない。

でも、不満に感じたのは浴場だけで、その他に関しては満足のいくものです。

部屋は広いし、しっかりと清掃されています。

エヤコンや冷蔵庫、テレビも完備されていますし、価格以上の値打ちがありました。

共同のトイレも綺麗に清掃されていて、とても清潔感があり快適です。

おかげ様でゆっくりと過ごせる事ができました。(●´ω`●)

翌朝は午前5時30分に起床し、20分後にはホテルを後にしました。

数十年振りの島根県の旅、若き日の私が所々に現れた旅でした。

思い出は、思い出すだけではなく、時には拾い集めたりする。

この土地で、私は手のひらいっぱいに思い出を拾い集めた・・・。

けれども・・・その思い出を、この土地に置いて行こうと思います。

なぜなら私は、まだまだがむしゃらに生きたいからです。

自分が楽しいと思うことを、がむしゃらにやって行きたいのです。

「みんながやってるから」とか「これが流行り」だとか・・・私にはどうでも良い事なのです。

真実の「楽しみ」から逃げてはいけないのです。

真実の「楽しみ」をしっかりと自分のものにしなければならないのです。

空虚な「楽しみ」に、ただ流されているような人を見かけると悲しくなります。

私の旅は、私の真実の楽しみです。

多くの人に胸を張って言えます、私は今、とても楽しんでいる!

あなたは今、心から楽しんでいますか?

 

献上そば羽根屋本店
献上そば羽根屋本店
ジャンル:そば
住所:〒693-0001 島根県出雲市今市町549(地図
周辺のお店のネット予約:
Cafe LINQ Takasegawa(カフェ リンクタカセガワ)のコース一覧
京彩厨房 なが田のコース一覧
すし居酒屋 日本海のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 出雲×そば
情報掲載日:2018年11月22日



コメントを投稿