飛行機要らずの北海道旅行。３

晴天！
今日はトワイライトエクスプレスで帰阪する日。
釧路を後にして札幌へ。
札幌へは昼前に到着。
トワイライトエクスプレスの発車時刻は14:05、とりあえず昼食を食べに行く。

昼食は「丸海屋」という店で。
この店は以前に訪れた事が有り、いくら丼が美味しかったので今回もいくら丼を食べに行きました。

いくら丼↓


カミさんは、鮭といくらの親子丼↓

うん、やっぱ美味しかった！
昼食後、もう一度お土産屋さんを探索する事にした。
また、晩御飯のお弁当も買いに行きました。

いよいよトワイライトエクスプレスの乗車時刻が迫って来ました。
トワイライトがホームに入って来るのを撮ろうとしたが、前にいた鉄オタに邪魔されて撮影に失敗…、ま、仕方ない。
そして、目の前には私達が乗車する車両が…。
扉が開き乗車する。
通路には絨毯がひかれ、その風格に圧倒される。

　


私達の部屋はB個室ツインです。

この切符を手にするのに非常に苦労しました。
旅行会社で予約を頼んでいたのですが、それだけでは安心出来ず、カミさんが直接みどりの窓口に切符を購入しに行きました。
そして、みどりの窓口でB個室のシングルツインをゲットする事が出来ました。
ただ、シングルツインは狭いという事を聞いていたので、どうしてもB個室ツインの切符が欲しい為、カミさんと２人でちょくちょくみどりの窓口へ行ったり、予約センターへ電話をしたりして、キャンセルが発生していないかを確認しました。
結局、旅行会社の方でも切符が手に入らず、もうシングルツインで行くしかないかなぁ…と、諦めかけた時に、カミさんがみどりの窓口でB個室ツインをゲット！
北海道へ旅行する十日前でした。

苦労して手に入れた個室↓


個室は思いのほか広く、これならのんびり旅が出来ると安心しました。
　
部屋内の窓は上段下段とあり、これがなかなか広く、すごく開放感がある。
もうワクワクものでした。
そして出発、ゆっくりと動き出す。
しばらくすると「いい日旅立ち」の曲が流れ、「ただいまトワイライトエクスプレス号は、みなさまの夢を乗せて札幌駅を出発しました」とアナウンスが車内に流れる。
おぉぉおお！これが噂の出発アナウンスかぁ、と感動する。
本来なら、すぐに車内探索をしたい所ですが部屋のキーを車掌さんが持って来てくれると言う事なので、しばらく部屋で待つ事に。
30分ぐらいしてから車掌さんが部屋にカードキーを持って来てくれました。
カードキーの使用方法と部屋内の備品などの説明をしてくれました。

部屋のカードキー↓


その後、暫くしてから食堂車の係が来られて、夕食と朝食の予約を聞いて来ました。
トワイライトの食堂車のメニューや弁当は、値段が高い割りには大したことが無いという事を事前の情報で知っていたので、夕食の予約は取りませんでした。
ただ、こういう機会なので、一度は食堂車で食べておきたいと思い、朝食の予約だけはしました。

朝食予約券↓


いよいよ車内探索へ。

シャワールーム↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミニサロン↓
　

サロンデュノール↓


最新の設備があるって感じではないですが、やっぱ風格ですね。
すごく格調高い雰囲気を存分に醸し出していました。
心から乗れて良かったと感激しまくりでした。

部屋に戻り、しばらく車窓からの景色を堪能。
名所の近くを通ると、案内のアナウンスが入るので写真を撮るのに非常に助かりました。

有珠山（左）と昭和新山（右）↓


駒ケ岳↓


上の2枚の画像は部屋の車窓から撮りました。
天気が良くて本当に良かった！

やがて日が暮れて、車窓からの景色が見えなくなったので食事を取る事にしました。
夕食は札幌大丸で購入した海鮮弁当、これがなかなか美味かった！

そして食後のデザートには北菓楼で買ったシュークリーム「夢不思議」を堪能。
このシュークリームは北海道に来たら必ず買っています。

めっちゃ美味い！

シュークリームを食べ終え、窓を見ると少し小雨が降っているようだった。
暫くして青函トンネルを案内するアナウンスが流れる
もう北海道ともおさらば…今度はいつ来れるかな…。
青函トンネル抜け青森県へ。
このあたりに来たとき、私もカミさんも疲れのせいもあって、眠る事にしました。
ゴトン、ゴトンという電車の走る音が意外と心地良かった。

朝、６時に目が覚めました。
顔を洗ってからサロンカーに行き、朝食の時間になるまでサロンカーでボーっと流れる風景を見ていました。
やがて食堂車の方が「もう入って頂いて大丈夫ですよ」と、早速食堂車に向かいました。
食堂車は落ち着いた雰囲気ですが、意外とこじんまりした感じでした。
ただ、装飾などをじっくり見ると、結構細部にわたって凝っているのには関心しました。
朝食が運ばれてくる。
私達は洋朝食を注文していました。

洋朝食↓

うーん…、これで1,500円…、うーん…。
味の方は、「・・・」。
事前にネットの情報で、その風評は知っていたが、お世辞にも美味しいとは言えない代物でした。
食事に関しては、トワイライトは全く駄目駄目のようです。
今後、改善して貰いたいものです。

富山を通過。
立山連峰を肉眼で見るのは初めてだった。
感動ものでした。
写真を撮ろうとしたが、うまく撮れなかったので残念！
これは次回乗った時の宿題にする事にします。
電車は走り続け、やがて敦賀駅へ。
ここでは機関車を交換する為に16分停車します。
久しぶりの地面。
なんだか嬉しい。

敦賀駅にて↓

　


敦賀駅を出発、もうこの旅も終わってしまう。
京都駅に着いた頃には、この電車から降りたくないという気持ちで一杯だった。
それでも大阪に着いてしまった…。
またいつか、トワイライトエクスプレス号で旅をしたい。
その為に、明日からも頑張らねば！

END