紹介していただいた本、4冊目は「名画は嘘をつく3」です。
「ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女(ゴッホ)」、ゴッホは、自分の芸術を通して人々に癒しや慰めを与えようと志し画家になった。
「日傘の女(モネ)」、顔の描写が曖昧なのは、モネは基本的には風景画家のため、顔を描くのがあまり得意ではなかった。
「ベツレヘムの人口調査(ブリューゲル)」、ローマ支配下におけるユダヤ圧政を描くことにより、当時のフランドルを支配していたスペインの圧政を、雪景色(大寒波)で表した。
「兵士と笑う女(フェルメール)」、フェルメールの風俗画は、物語性が控えめに描かれているため、描かれているメッセージが読み取り難い傾向にある。
「鍍金(めっき)した酒杯のある静物(ヘダ)」、17世紀、静物画はもっとも下位のジャンル。この時代のオランダの静物画には、プロテスタント倫理観に則ったメッセージが含まれているものが多いのも特徴。
「フルートを持って歌う少年(ハルス)」この風俗画は、古いネーデルラントの諺「大人が歌えば子どもが笛を吹く」…「善いことも悪いことも、子どもは親の真似をする」と、子どもの正しい教育がいかに大切かを表している。
などなど、、103作品。
「名画は嘘をつく3」まで読み終み終えたら、西洋美術史に少し興味がわいてきました。
YouTube動画、わかりやすいです。
ゴッホの絵が好きになりました。