スキーの本を読むのは初めて。
1999年に発行された本ですが、古さを感じませんでした。
カービングスキー板の登場はスキー界に一大テクニック革命をもたらした…
PART2〔道具編〕とPART3〔技術編〕は興味深く、勉強になりました。日本人的な「上体を支える土台ー動かない、静的」「能」スタイルの滑りかた…欧米人的な「運動の中心ー動く、動的」…自分の歩きかたが躍動的かどうかの確認が必要
スキーの技術の本質は、「スピードのコントロール」であり「ターンのコントロール」
PART5 スキーの達人になるための10の作戦
①スキーは「習い事」みたいー師匠を探そう
②うまくなれば楽しさもアップー中身のないスキーを目指さない
③日本文化に根ざした滑りかたー滑らかさや優美さに昇華してくるのが、日本人のスキー
④スキー技術書の読み方ー「スキー技術書」は時間の流れまでは再現できない
⑤年齢が有利にはたらくー自覚を持ってスキーをすれば、後で必ず報われる…「やりたい今が旬」
⑧新しいものにチャレンジできる心ー時代変われば、技術も変わる
PART6〔戦後スキー史〕も興味深く読みました。
最近のスキー技術の本も借りようと図書館へ行ったのですが、休館日でガッカリして帰りました。