ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

モスクワ 1 (空港~)

2008年05月31日 22時00分30秒 | 出張log
モスクワには、主要な空港が3つあるようですが、今回はドモジェドヴォ(DME)という空港への直行便でした。

出発前にナナメ読みした「地球の歩き方(モスクワ)」では、日本からの直行便は全てシェレメチェボ(SVO)空港って書いてありましたが、実際にはJALの直行便が到着したのはドモジェドヴォ空港でした。JALのページを調べてみたら、2007年9月に「ドモジェドボ空港へ変更」というニュースリリースが出てました。




ボロボロの空港をイメージしていましたが、「パッと見」はりっぱな空港です。



空港の中も、外見からイメージするとおりで大丈夫です。近頃の国際空港であります。まぁ、パスポートコントロールにしろ売店の店員にしろ中国と同じで、基本的に笑顔がありませんけどね。


ドモジェドヴォ空港からは電車で40~50分程度で市内に行けるようですが、そいつが一時間に一本という事や、今回はその他いろいろあって車です。後で知ったのですが、シェレメチェボ空港からだとモスクワ市内へは、車しかアクセス方法がなく、しかも渋滞の名所を通らねばならないので2,3時間かかる事も珍しくないそうです。そうだったのか。


空港の外に出て最初に目に入ってきた木は白樺でした。空港での現代的イメージによってなんだかロシアに到着した実感が今ひとつ持てなかったのですが、モスクワ市内へ通じる高速道路の脇にずーっと続く白樺の林を見ていたらじわじわロシアなんだなぁと。



市内のホテルまではおよそ80分程度で到着。

道中走っている車の種類にもちょっと予想を裏切られます。こんな↓感じのロシア国産アフトワズ車ばっかり走っているのかと思ったら、なんと、



もはや街中は、欧州・日本の高級車の展示場でした。この写真のロシア国産車は、それはそれで結構スタイルがいいなぁと個人的には思いますが。





ベンツ、BMW、VW等のドイツ車、VOLVO、SAAB等の北欧車、ジャガー、ローバーなどのイギリス車、フランスはプジョー、イタリアはアルファロメオやフィアットなど、各社の看板車がバンバン走っています。日本車で目を惹くのはトヨタのレクサスとカムリとハリアーとランクル。ここでもトヨタが強いように感じますが、日産車もプリメーラみたいなヤツからマーチタイプまで走っていたし、スバルのレガシーやフォレスターもいたし、三菱のランサーやアウトランダー、ホンダ車もアコードやオデッセイっぽい車(確認できず)やCR-Vなど、マツダのマークも多かったし、とにかく沢山の日本車が走っていました。

モスクワ市内で見る限りでは、それらの日本車が右ハンドル...つまりは中古輸入車のようには見えませんでした。帰ってきたらこんなニュースが目に入りましたが.....。こりゃ自動車工場が集中しているというサンクト・ペテルブルグにも一回行ってみる必要があるかもなぁ。


とにかく高級車が多い。ベンツSシリーズやLEXUSがバンバン走ってます。銀座あたりと変わりません。あ、上の写真のバックはさりげなくクレムリン。(笑)



市内の道路は車がとても多く、常にこんな↓感じです。

そうそう、車の多さに比して、4日間いてバイクは4台しか見ていません。これから季節がいいのでツーリストのバイクが増えていくとは言っていましたが。



一本細い通りに入るとこんな↓感じ。みんな道路にこんなふうにナナメに揃えてバンバン駐車しています。本来なら対面通行できるような道路も一方通行になっています。




街中の最初の印象を正直に言うと、「なんだ、普通のヨーロッパの都市じゃん」 でした。