菊地成孔 ”南米のエリザベス・テイラー”
わたくし的に全面的に支持! するまでにいつも至らないのがこの人。
アルバムタイトルでは、フランス語で詞の朗読(本人ではない)となる。ポエムとしても、音楽としても、アートとしても、これは今ひとつ理解できない。
とても綺麗なイメージを描き、薄汚れた印象が残る。
いつも
「わかった、わかった。で、おまえはどうなんだ?」
とでも、言いたくなる。
なんだろうな。
でも、この人のサックスの音、音色は、山下洋輔グループにいた頃からとても好みでありますので、聴いてしまいます。
そして、それだけのために、アルバム一枚聴かされてしまう。
これはこれでアリなのだ。