フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

音楽ガッタスのNEWSな未来

2010-03-30 22:03:40 | ハロプロ(ユニット)

 土曜日はハロプロエッグ新人公演だけでなく、音楽ガッタスのライブも行われました。あまり客層は被っていないと思いますが、どっちに行くか悩んだ方もいるかと思います。
 久しくCDも出しておらず、活動らしい活動もなかった音楽ガッタスが、突然ライブを行なったのは、多分このメンバーではもうライブが出来ないかもしれないという事情があったからだと思います。

 2007年に音楽ガッタスが結成された時、私はそのグループ構成に、現実では果たせなかった「いしよし(石川梨華&吉澤ひとみ)が引っ張るモーニング娘。」の幻を重ねました。
 実はモーニング娘。の2005春ツアー後半のみですが、いしよしが引っ張るモーニング娘。は実現しています。それは、以前から見てみたいと思っていた構成でした。異なるキャラの持ち主であり、同期である二人が、持ち味を発揮して引っ張る姿を見たい。

 音楽ガッタスが結成された頃、モーニング娘。は高橋愛リーダーによるモーニング娘。になっていました。それまでは、メンバー間にある年齢差や加入時期もバラバラである事が作用して、タテ社会で体育会系なモーニング娘。であったものを、年齢差が狭まった事などもあり、横つながりなモーニング娘。にした高橋愛リーダー体制。
 それはそれとして面白いけれど、私はまだまだ吉澤ひとみリーダー体制のモーニング娘。を見ていたかったし、レインボー7ツアー(2006春)の頃のモーニング娘。が大好きだった。その面影を見られるグループが現れるなら、それは名前がモーニング娘、でなくても大歓迎でした。

 音楽ガッタスって、その面影が見られそうなグループかも?しかも、待望のいしよしが引っ張るグループ。私は期待をしました。

 そんな願いを音楽ガッタスで形にするとなると、現役モーニング娘。メンバーを引っ張る訳にはいかないから、メンバー構成も難しくなる。
 その意味では、紺野あさ美さんの加入は頼もしかった。大学受験が終わり、ハロプロに復帰するという話題性もありました。いしよし、コンコン、あとここに小川麻琴さんが加われば、モーニング娘。的世界が更に出来上がりでしたが、マコは既にガッタスを退団していました。

 人数を補う意味でエッグメンバーを入れたのも、最初は突拍子もない人選に感じられたものの、グループ内に「後輩」という存在を作るためには有効であり、選ばれたエッグメンバーも面白そうな顔ぶれ。全員高校生以上という点も、音楽ガッタスはベリキュー的世界観ではなく、モーニング娘。的世界観で作られたグループである事が伝わります(フットサルをプレイするために、ある程度フィジカルが必要だからという理由が大きかったとは思いますが)。

 当時はエッグメンバーがプロフィール公開されたばかりでしたが、早くも話題になっていたメンバーであった真野恵里菜ちゃんがさりげなく入っていたのもポイントです。ちゃんと次世代ヒロイン候補も用意していた訳です。

 そういう経緯があるだけに、アイドルグループとしての音楽ガッタスの目玉とも言えた真野ちゃんが、ソロデビューのために抜けた時点で、アイドルグループ音楽ガッタスは終わったのかもしれません。更に、結成時の話題メンバーであったコンコンも去っていくとなれば、いよいよグループの存在意義もなくなってきたとも思えます。
 音楽ガッタスにモーニング娘。の幻影を見たけれど、結局はモーニング娘。のように途中加入はなく、増え続けるエッグメンバーから誰かが加入する事もない。遂にはシングルが流通ルートに乗らなくなってしまいました。会場販売です。ああ、ネガティブ。

 エッグメンバーの受け皿としてのグループという生きる道もありそうですが、このまま音楽ガッタスは静かに失速していくのでしょうか? 「いしよしが引っ張るグループ」に無防備に萌えていられるほど、今のハロプロ界隈には余裕はない。そうかもしれませんが、寂しさを感じます。

 そんな事を書いている自分も、金銭的理由などから今回のライブには残念ながら参加していません。結局はこれが現実。

 アイドル群雄割拠時代に、音楽ガッタスの場所はあるのか?

 このまま静かにフェードアウトしてしまうのなら、いっそうの事音楽ガッタスのライブを「ハロプロカバー大会」みたいなライブにしてしまおう。そんなのもアリではないですか?
 ハロプロエッグの新人公演が新人の発表会的なステージというよりも、今やハロプロ楽曲を色々観られるハロプロカバーライブとして楽しまれているフシがありますが、音楽ガッタスもそういうスタンスでも良いのでは?そう思います。
 レインボー7の頃のモーニング娘。を私は「スーパーライブアイドルグループ」と当時書きましたが、ライブで盛り上がる事に重点を置いたグループという肩書きでもいいかなと思います。

 スタッフはちゃんと、その点はわかってくれているようで、今回のセットリストにはハロプロカバーがチラホラあります。メンバーそれぞれが、普段は自分の仕事を持っているグループならではの何でもあり感。ようやくグループのコンセプトが固まってきたようです。

 でも、それも今更なのかもしれません。未だに正解は見つからないのかもしれません。ああ、ネガティブ。
 ただ、私はシンプルに「いしよしが引っ張るグループ」が観たいだけなのに。時代がそうさせてくれないのなら、やはり寂しい事です。 

OPV 音楽ガッタス READY! KICK OFF!!

音楽ガッタスライブツアー2010春~ガッタス流~セットリスト
01 READY!KICK OFF!
02 女子かしまし物語
MC
03 お先にすんずれい
04 愛の園~Touch MY Heart~
05 カラゲンキ(石川里田)
MC 石川里田
06 SHALL WE LOVE?(紺野能登仙石)
07 青春のカスタード(吉澤是永)
08 愛されたい愛されたい
09 抱きしめて涙
MC 紺野近況/クイズガタリーグ シックスボンバー 紺野仕切り
10 キスしよう(石川紺野)
11 地球と月 彼と私(石川紺野仙石)
MC 吉澤里田是永能登
12 さあ!恋人になろう(吉澤里田是永能登)/ガッタス流カバーコーナー
13 スッペシャル ジェネレ~ション
14 リゾナント ブルー
MC 吉澤石川仙石
15 心の谷間(紺野能登)
16 恋占い通りにはならないわ(是永能登仙石)
17 恋する?エンジェル?ハート(吉澤石川里田)
18 SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~
19 やったろうぜ!
20 鳴り始めた恋のBELL
21 Come Together
<ENCORE>
MC 各メンバー挨拶
22 DREAMIN'~ ガッタスブリリャンチスH.P.の応援歌~

コメント (2)
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