大宮から称賛の声が聞こえてくる。「鞘師は凄い」、「ダンスが上手いのは予想していたが踊りながら歌っていても歌が乱れない」etc…。
一人の優れた才能を評価するのに、年齢や経験値なんて意味を持たない。デビュー戦でハットトリックを決めたっていいじゃん。初先発でノーヒットノーランをしたっていいじゃん。
どんなにマスコミが盛り上げたところで中身が伴わなければ生き残れない。スポーツの世界ではそんな例は数えきれないくらい見てきた。「人気のセ 実力のパ」という言葉が昔はあった。あったらしい。そう今や「らしい」なのだ。実力が人気の同義語となった。ハロプロは「人気の○○ 実力のハロプロ」を本気で目指す時なのかもしれない。記号としての実力ではなく、ライセンスとしての実力。
時代の流れというものは文字通り流れがある。「今」に対してやってくる「次」は今とは真逆なものである事が多い。これからのスタンダードは「踊りながら歌が乱れない」になるかも。なるだろう。なる!
そんな頃、かつての「恐るべきローティーンダンサー」は新たなステージに立ったらしい。この偶然は必然なのだと思いたい。新しい才能が生まれた時に、旧来の才能が新たな鼓動を始めるなんて、なんてドラマチック。
世の中は「数字」で出来ているのではない。世の中は人の「動き」で出来ているのだ。だから画面の中のバーチャルよりも、目の前の出来事の方が信じられるのではないか?
二人の躍動感溢れる才能は始まったばかりなのだから。
http://www.sunshine-theatre.co.jp/lineup/161.html
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