フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

夜明け前に見ていた景色を第三者は共有出来ないのかもしれないけれど

2012-06-15 22:11:00 | アイドル etc

 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は今新たなストーリーの映画を制作していますが、私的にはNERVが出来るまでと出来てからのストーリー、つまりTV版のストーリーの前史を作ってほしいと以前から思っています。要するにメインストーリーが動き出す前に、そのストーリーが構築されていくプロローグが興味あります。
 これだけAKBが人気になると、テレビに出まくっている現在進行形なAKBの姿より「会いに行けるアイドル」だった時代のメンバーの葛藤とか、未来への不安と焦燥とか、そういったものを映像として見たくなるのです。ライブドキュメント映画なんか作るより、そちらの方がオーバーな立ち回りとか必要としない分、等身大に近いメンバーが見られただろうにと思います。

 「等身大に近い」そうです。我々は近いものに触れる事は許されても、等身大そのものに触れる事は出来ません。その距離感を如何に近く見せるかがアイドルの腕の見せどころでもある訳でしょうね。

 ホントの等身大を見せられたら、それでも好きだと叫べるか?そんな踏み絵めいたものは別に必要ないから、せめて現在の輝きに行きつくまでの人間のストーリーを見せてくれれば。
 私は決して売れなくてもがいている姿を冷やかしで見たい訳ではなくて、そういう頃の映像ならば過剰な情報量に悩まされずに映像を見つめる事が出来るような気がする。ただ、それだけであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする