この記事は2007年10月21日に書かれたものです。
※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/fde2387b0e2a714c0c7ba901bcbb159b
昨日はガキさんこと新垣里沙19歳の誕生日。全国のガキさんヲタが東京厚生年金会館にやってきました。実際、「チケット譲ってください」を掲げていたヲタの中には、福岡から来ましたと書いている人もいた。
コンサートが始まると、やはりガキさんカラーの黄緑サイリウムが割と多い。今日は自分も黄緑持参。黄緑サイリウム祭やるのは夜との事だけど、客席の雰囲気はすでに昼公演から生誕祭な状態。ガキさんへの声援が高い。
そして、二曲目の前にリーダーから「初披露」となる新曲「みかん」が紹介される。
変なタイトルとは裏腹に、曲は明るめのメッセージソング。メロディはあまりクセがない。ボーカル回しは基本愛れなって感じだけど、ダンス的には立ち位置がどんどん入れ替わった。まあ、一回聴いただけではなんとも言えない感じではあります。
快調にコンサートは進行していき、美勇伝登場でメンバー挨拶。挨拶も初日大宮の頃とは変えてきてたり、各自工夫が見られて良い感じ。客席にリアクション求める光井の挨拶も、盛り上がりを計算出来る良いやり方だなと感心。昔、マコも同じ工夫をしていたのは秘密だ。
しかし、楽しく挨拶が進む中、ジュンジュンが日本語挨拶に詰まってしまった。真剣な顔で思い出そうと必死なジュンジュン。客席はどよめきから声援が飛び始める。でも何度か言い直しに失敗するジュンジュン。どうなる事かとハラハラで、もはや放送事故状態。しかし、周りのフォローを受けてなんとか思い出した ジュンジュン、無事に挨拶完了。場内大拍手。
なんとか無事に挨拶が終わり、「では次の曲」の掛け声の後にサプライズが!流れてきた曲は「HappyBirthday」メンバーも観客も大合唱。ガキさんだけにはこの仕掛けは知らされていなかったとかで、驚くガキさんは涙。お礼のコメントも本人が「何を言いたいのかわかりませんが」と自己ツッコミするほどボロボロに。
その後もコンサートはガキさん祝福モードで続き、ガキさんソロパートでの「ガキさんコール」はいつもより大きい。この日一番の人気メンバーだ。
アンコールは自然と「ガキさんコール」の大合唱になり、ステージ上のモニタもいつしか客席を移し始める。サイリウムで色々仕掛けを作ってきたヲタ達の仕掛けが次々と映る。中には電光メッセージを作ったヲタまでいて喝采を浴びていた。新幹線の車内の入口の上で流れているニュースみたいなやつです。
ガキさん祝福モードの盛り上がりの影響で、エンディング前の挨拶も自然と長くなる。石川さんは挨拶というよりもはや「トーク」な長さになり。更に唯やんが「私は12月だから会場で祝ってもらえる機会がない」みたいな話をして会場盛り上がるから、更にトーク状態に(苦笑)。
そんな美勇伝のトークな挨拶(苦笑)に続き、ガキさんが改めて感謝の挨拶で、場内大拍手。昼からこんな盛り上がっちゃって夜公演は大丈夫?と思うほど、楽しく盛り上がったガキさん生誕祭な東京公演。終演後も会場は「ガキさん最高コール」に包まれ熱気は冷めないのでした。
新垣里沙さん 19歳の誕生日おめでとう!
<2013年の追記>
今日はガキさんの25歳の誕生日です。ガキさんおめでとう! そんな訳で今回はガキさんの生誕コンサートについて書いた記事を紹介しました。
この時のツアーはリーダーが高橋愛ちゃんになってからの初のツアーで、ゲストとして美勇伝が一緒にツアーを回りました。ゲストと言ってもモーニング娘。と一緒に歌う曲もあったし、ジョイントコンサートと言っても良かったくらいの目立ちぶりでしたが、この頃は正直言ってモーニング娘。そのものに「縮小感」が感じられたのも確かで、美勇伝が一緒に回ってくれたのは有難い事でもありました。
その後、少しずつメンバーは実力と連携を高めていき、いわゆる「プラチナ期」というライブで魅せるモーニング娘。の時代に突入していきます。その礎を作っていた時期がこの時期であり、リーダーでありながらエースも務めなくてはいけない愛ちゃんのサポート役としてガキさんへの期待とか信頼もアップしていた時期でもありました。正直言って、それまでのガキさんはステージでもそれほど目立つ訳でもなく、後ろをしっかりと固めるメンバーの一人であったわけですが、グループの大事な柱になっていくのが公演を重ねるごとに伝わってきました。
ガキさんが十代から二十代へと成長していった時期は、イコールでモーニング娘。が生まれ変わっていく時期でもあった。その生まれ変わっていった時期を共有していった人々は、その人気面では芳しくなかった時期を懐かしい気持ちで今は振り返られるまでになったような気がします。ガキさんも楽しい事ばかりではなく辛い事もあったかもしれないけれど、きっと懐かしく思い出しているんだろうなと。そんな風に思えれば、悪い時代ではなったなと今は思います。